【力量接近】
ラプソディーアのスピードと資質を改めて問いたい。新潟1400mは、最近スローがとても多い。
新潟日報賞もそんなにはペースは上がらないだろうと思っていた。
ところが、1000m通過は56秒2-1200m通過は1分7秒6という猛ラップで展開。そのハイペースを追いかけ、直線先頭策で勝ちに行っての4着。1秒ペースが緩めば、楽に勝ち抜けの計算が立つ。
ちなみに半兄は
フレールジャック、近親は今を時めく
ヴィブロスに
シュヴァルグランというハルーワ一族。
小豆島特別の上がり10秒7-10秒6-11秒4(3Fは32秒7)からも、非凡な才が伝わってくる。
相手本線は
エスティタート。中京7Fに1分19秒8という記録も保持しているが、重馬場の
心斎橋Sで現級勝ち。台風にだって負けない。
サングレーザーも、着差はわずかだが、前走競馬をしたのは正味50メートル。すぐにでもオープンが見える切れ者だ。
ビップライブリーも力量は拮抗。ハンデ戦だけに、
ロイヤルストリート、
ロードセレリティなど、ゴール板近くまで息をのむ激戦。