【仕上がり重視】ショウナンアリアナは、スピードを基軸にした、いかにもといった感じのフランケル産駒。調教時計は目立つほうではないが、いっぱいに追えば、たぶんテンションが上がりすぎてしまう。馬の気に任せた仕上げで新馬に挑むが、藤岡佑も二度調教で跨り、しっかりとリズムと速力を確かめた。

　やや急仕上げだが、アスターペガサスのポテンシャルが対抗。ニヴィアンの調教は、3Fの上り重視。ただ、新馬向きという点では、この馬が一番かもしれない。バトルアグレッシブは、エイシンフラッシュ産駒にしては反応が早く6FもOK。トーセングラート、モノディアロゴスも初陣向き。

【混戦模様】小柄な牝馬だが、しっかりとした踏み込みで力強さを感じさせる7ショウナンアリアナ。反応も鋭い。4イーサンパンサーは気性が前向きで、芝の短距離が合っていそう。15ペプチドルーカスも今週の攻めで上々の動き。

スピード感ある馬多め。なかでも◎ショウナンアリアナ。フランケル産駒で人気になりがちなのは嫌だが軸向きはこれなのかも。相手としては○▲もいいのだが、人気ない☆△へが勝負目。