【上位拮抗】レッドアネモスは追われる毎に良化し力強い動き見せる。スピード能力高く反応も良好で初戦から。グラデュアリーは好調ジャスタウェイ産駒で推進力感じる。仕上がり良く好勝負十分。良血スイープセレリタスは6月生まれながら順調に調教重ね力発揮の態勢。ヴィッテルスバッハも動き素軽く上位の候補。マイネルサーパスも水準以上で、サトノエルドールやハタノリュクスなども侮れない。

【身体は張っている】6月生まれという日付を目にすると少し不安になるかもしれないけれど、スイープセレリタスは、産まれたときからノーザンF育ち。父ハーツクライのシルエットを備え、1歳当時から1-2月生まれと、背格好は互角といっていいくらいだった。母スイープトウショウ同様、馬場入り時にうるさい素振りは見せるが(そこのほうが問題?)、ポンとスタートを切れれば、新潟マイルなら、血統通り力と素質で勝ち負け。

　対抗のサトノエルドールも、なるほどディープインパクト×ミゼリコルデ(母は4勝)という配合を感じさせる切れもの。レッドアネモス、マイネルサーパス、ヴィッテルスバッハ、グラデュアリーも仕上がり良好。

【混戦】13レッドアネモスは初戦から動けそうなタイプで条件的にも合うとみて中心視。1スイープセレリタスは遅生まれだが素質的に互角以上でいきなりから注目できそうだ。15ハタノリュクスは仕上がり良好で瞬発力にも長けていそうで単穴に。6サトノエルドールも素質的に上位とみるのが妥当だろう。11ヴィッテルスバッハ、4グラデュアリーは初戦微妙も流れに乗れれば上位まで。

おそらく印を打った馬たちは人気サイドだろう。特に◎レッドアネモス。とにかくヴィクトワールピサ産駒がこのコース圧倒的に良い。そういう意味ではロードカナロア産駒☆ハタノリュクスも押さえておいた方がいい1頭だろう。デキ上位をそのまま評価。

ひと追いごとに動きが力強くなった1スイープセレリタスが有利。素質は高くうまく仕掛ければチャンス。対抗は13レッドアネモスで非凡な動きから能力はA級。