【軸不動】チャロネグロは現級で上位実績多数と力量上位の存在。状態もひと息入った前走以上でメンバー的にも中心。コスモジャーベはレースぶり堅実さ増す。リフレッシュ放牧挟み活気も十分でチャンスあり。コウキチョウサンは末脚堅実で展開次第で浮上十分。ピッツバーグは休み明けも気配良好で前進可能。プレシャスブルーも昇級でも通用可能で、ミルトプレストとオリエントワークスも押さえに。

【ラップ信頼】ミルトプレストの前走出色。皿倉山は、1000m通過は1分0秒7のスロー。上がりが速くなるのは当然とはいえ、ラスト4Fのレースラップは11秒7-12秒1-11秒4-11秒5(3Fは35秒0)。鋭くタフに11秒前半の加速ラップを計時、2分38秒7も現級とすれば出色の内容だった(ちなみに勝ち馬テーオーフォルテは阪神10R・御堂筋Sで対抗)。中山は[0004]、坂コースに不安は残るものの、前走の記録は評価に値する。

　潮来特別4着のチャロネグロが厚め。自分で競馬を作ることができず、ペースや展開に左右されることのほうが多いが、二走前の上りは34秒2。流れひとつで首位も有望。プレシャスブルーは440キロ台に増量、粘り強く息長く脚が使えるように成長中。コスモジャーベのチョイ差し。ニーマルサンデーは、ミナリクが先手勝負を考えているかもしれない。

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【伏兵注意】1チャロネグロは現級で善戦しており斤量も含めて勝機がありそう。9コスモジャーベはひと息入ったが先行してしぶといタイプで粘り込みに期待。4ミルトプレストはコース替わりが微妙も流れ込みに要警戒。11ピッツバーグは単騎逃げが狙えそうで残り目に注意しておきたい。5コウキチョウサンは底力に欠けるが早めの仕掛けなら上位まで。12アートフェスタは昇級後がいまひとつだがスタミナがいきれば善戦も。

【小波乱】チャロネグロは立ち回りがうまい。条件が好転するタケルラムセス。ラウレアブルームは先行力十分。

有馬記念と同距離の芝戦は年間10レースくらいしかない。しかもここはハンデ戦で昨年も荒れている。やはり内枠の中位人気馬はそれなりに押さえておいたほうがいいようだ。平均値トップの4歳馬で前走値100の◎ミルトプレストを軸抜擢。相手に○チャロネグロと▲コウキチョウサンの長距離適性の2頭。逃げての大穴☆ラウレアブルーム。

4歳馬でまだまだ上がり目が見込める1チャロネグロが主力。スタミナ型で実績ある中山で55キロならチャンスはある。○は4ミルトプレストで長丁場向きで自在に動けるのは魅力。