【世代のダートシーンの旗手】3歳世代のダート戦線で、まず最初に頭角を現したのは
ルヴァンスレーヴ。新馬戦の新潟1800ダートを4角ひとマクリ、時計は1分54秒8。先行断然有利といわれる平坦コースで、後続に7馬身。次元の違う組み立てで圧勝を果たした。続く東京マイルの
プラタナス賞は、脚抜きのいい馬場にしろ、1分36秒2はレコード。1400m通過は1分24秒4、ラスト2Fの上りは手綱を抑えながら推定11秒6-11秒6と、ラップ構成もきわめて秀逸だった。
全日本2歳優駿は小回りマイル。追走にちょっと苦労したが、終わってみれば0秒2差の完勝。ソエを慮りひと息入れたが、よほど重めが残らない限り結果通りの評価でいい。
全日本2歳優駿2着に食い下がった
ドンフォルティスが対抗。CWで長めを追い、息も整った。ただ二頭が休んでいる間に、新興勢力も台頭。特に
コマビショウは、
くすのき賞は楽勝、デキはさらに上向き。
ワカミヤオウジは、
ヒヤシンスSは芝スタートと、ワンターンの左回り。
道中急かせて末を失ってしまったが、中山1800ダート2勝の時計は古馬1000万と同レベルだ。
キャベンディッシュも、
くすのき賞2着から、さらに一歩前進。前走時計もなかなかの内容だ。