【危うさは承知】スギノヴォルケーノは、11日にCWで83秒0-37秒9-11秒8。18日の坂路は51秒7-37秒5-12秒1を強めでマーク。ロードカナロア産駒は、見た目では少しわかりにくい、ちょっとした難しさがある仔が多く、本馬も若干危うさは抱えているけれど、それを言い出せば対抗のバニュルスだって同じ(笑)。

　隙を見せれば、ルーラーシップ産駒らしく、生真面目なエレヴァルアスールとドラウプニルが一角崩し。プティットフィーユ、マイサンシャインも連下なら。

　新馬に強いロードカナロア産駒だが、芝のマイル戦は勝率28.6%と特に強い。ここは3頭いるが、調教内容から1か3のいずれかが勝つと見る。

【順当】まだ緩さがあると陣営が話すものの、稽古では毎回しっかり動けている3スギノヴォルケーノ。血統的にも早期から活躍できそうな1バニュルス。2エレヴァルアスールも、ここに来てグンと走りが良くなってきた。

【稽古抜群】トレセン入厩後の稽古で、非常にいい動きを見せている03スギノヴォルケーノ。「まだ緩さもあるし幼さも残る」との陣営コメントだが、それでいてこれだけ動けるのだから力がある。血統からも初戦向きで、先々が楽しみな1頭だ。相手は、01バニュルスと07プティットフィーユの2頭を上位にチョイス。◎を1着に固定した馬単・3連単主体での勝負がオススメである。

【小波乱】バニュルスはセンス上々。仕上がりのいいフゼアノート。マイサンシャインは力強い。

まあ人気どおりかなという印象。適性高いロードカナロア産駒の3頭から◎スギノヴォルケーノ。時計も出ているしあまり欠点らしきものはない。この距離ならばこれかなという感じ。あとはデキていない馬は人気もないだろうから相手6点。オッズがどうかだけ。