【2勝目咲く】
ケイアイノーテックのレースキャリアが一枚上。デイリー杯は3着、
朝日杯FSは4着に終わったが、前回は5F通過・59秒3のミドルラップを踏み、ラスト3Fのレースラップは11秒3-11秒0-11秒7(34秒0)。決着タイムはレコード、自身の走破時計は1分33秒9。上り33秒8で4着とあれば、自己条件なら順当に勝機。
7日の坂路調教では福永が跨り52秒3-37秒6-12秒4と動きも軽快だった。
オメガラヴィサンとの叩き合いが第一本線。朝日杯の先日、同じ阪神マイルを1秒遅れの1分35秒3で勝ち上がったが、上りのレースラップは11秒5-11秒3-11秒6(3Fは34秒4)、自身のソレは33秒9。1秒速いペースについていければ、ムーアなら逆転も可能。
距離対応が微妙だが、
ナンヨープランタンの決め手も見どころ。
函館2歳Sは出遅れに加え、強引に外。最速の上りをマークしたわりに、あまりインパクトはなかったが、
ルーラーシップ×
スペシャルウィークと、配合自体はマイル延長はOK。
エントシャイデンは、東京マイルの
ベゴニア賞を1分35秒1で3着。2歳秋とすればレースレベルはマズマズ高く、漸次踏ん張りがきくようになっている。
シャルルマーニュは、アイビーS2着、東スポ杯が3着。9Fでも競馬になるが、勝気の強い馬だけにマイル短縮は好材料になるか。切れる感じはないが、
パクスアメリカーナは、京都マイルを1分34秒5の好度計で未勝利を突破。