【マイル王】
サトノアーサーがマイラーにモデル
チェンジ。新馬戦・シクラメン賞を連勝し、
きさらぎ賞2着。
毎日杯2着を経てダービーへ。秋は
神戸新聞杯3着を
ステップに
菊花賞にも駒を進めたが、コーナーで下手に動いて行くと腰に負担がかかり伸び脚が鈍る。直線勝負に徹しきることでそれなりの結果も出してきたが、薄手の体型も母系の血統構成もベースはマイラー。
距離1600mの適性と転向は頭に入っており、リゲルS2着で切れ味と適性を再確認。ここ一番、さあムーアに存分に追ってもらおう。
馬場が悪化すると道悪巧者
キョウヘイが急浮上。昨年の
シンザン記念は、不良馬場を一気差し。良馬場の速い流れは追走に苦労しているが、リゲルSは0秒3差、
京都金杯も0秒4差にくらいついている。
ムーンクエイクの上昇ぶりも目覚ましい。東京マイルの
葉山特別から目下3連勝。阪神の甲東Sは1分32秒9・上り32秒5で後続を子供扱い、京都の
長岡京Sも終わってみれば完勝。記録も体調も、オープン戦への準備は整っている。
惑星は
カワキタエンカ。戦法は逃げ、
ローズSを1分45秒7という好タイムで2着に粘ったが、そのスピードを一転差しに転換。横山典起用は、戦法変更の意味合いも含まれる?
シュウジは、
ニューイヤーSは珍しくパドックで落ち着きがあり返し馬もできた。折り合えばマイルも道悪も大丈夫。ただ
テンションの在りかは、当日にならないと何とも言えない。
グァンチャーレは京都1600mは[2100]と崩れていない。