【先手必勝】シャルルマーニュの勢い右翼。7月の小倉1800mは、突然の大雨。やや重発表ながら水分いっぱい。単騎逃げ、その馬場を味方につけたことも確かだが、後続を0秒9差と突き放す圧勝。前回の外房特別は1000m通過・59秒1のスローに恵まれたにせよ、中山の急坂を11秒3-10秒9-11秒8でパンチアウト、1分33秒1の逃げ切り。同型をいかに捌くかが鍵になるが、武豊なら良くも悪くもスッキリと逃げる。

　強引な先行策が裏目になれば、フローレスマジックの9Fまでこなせるパワーが逆転(前走は11秒5-11秒1-11秒2・33秒8で差し切り)。

　マイルは着実に勝ち負け圏内に末をのばしてくる、去勢効果がしっかりと決まってきたロライマ。別定替わりでボールライトニング、ドゥーカの順にゴール前攻防あり。

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【上位拮抗】スタートに難はあるが、4走前はOPで3着。切れ味には自信を持っている4ボールライトニング。溜めて今回も切れ味を見せたいところ。今の馬場は前が止まる。チャンスか。5ロライマは順調に戦歴を重ねてきたタイプ。2キロの斤量増も経験済み。2フローレスマジックは相手なりのタイプ。昇級には泣かないだろう。

【流れ向く】再びこのクラスに戻ってきた02フローレスマジック。好位からの「チョイ差し」がいかにも決まりそうなメンバー構成と馬場であり、引き続き好勝負に持ち込めそうだ。相変わらずいいデキをキープしており、状態面も心配なし。相手は、01シャルルマーニュと06ドゥーカの2頭を上位に評価する。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】フローレスマジックは軌道に乗った。オブリゲーションはコースが変わり浮上。上積みがあるドゥーカも圏内。

前走京都同距離コースでは○ドゥーカと◎ロライマの97が良い。ここに▲フローレスマジック。3歳ですでに前走で104出した☆シャルルマーニュの逆転。この4頭が上位。あとは△がどこまで食い込めるか。

準オープンでは安定勢力の5ロライマが優勢。自在に立ち回れるタイプで得意の京都なら巻き返せる。○は1シャルルマーニュで格上げになるがスピード能力は高い。