【稽古は動いた】エスポワールが先行勝ち。デビュー戦は5F通過が1分0秒4-マイル通過が1分36秒3という、新馬にしては珍しくタフなミドル。これ以上は引っ張り切れない。4角先頭で押し切ろうとしたが、1分48秒1で走って3着とあれば、単順に相手も強かった。中間はザセキ、少しヒヤリとしたが、CWで質量ともに十分な調教を積んでいる。

　対抗はオーロトラジェの決め手。天下のモレイラも、前回・京都マイルコースは初めて。馬群に押し込められ7着に終わったが、実は難しいところ馬なのかもしれないなぁ…。なんて、騎乗機会二度目、諸々の弱点を矯正してくるだろう。

　血統が先走りし、かわいそうなところはあるが、モアナアネラは、ひと叩き効果で、肉もつき身のこなしに柔らかさが出てきた。

　今のこのメンバーならサトノサイベリー。クラヴィーア、タガノバレッティも、小頭数なら連下チャンス。

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【上位拮抗】前走はハイレベルな新馬戦。目標にされての3着なら上々の結果だった4エスポワール。急激に止まらないタイプだけに、坂のある阪神のほうが向きそう。10オーロトラジェは前走は不利が大きく力を出し切れなかった。見直しは当然。9サトノサイベリーは広いコースで変わり身を期待。

【押し切る】デビュー戦で上々の先行内容を見せた04エスポワール。挫跖でレース間隔が開いたが、稽古での動きにその影響は感じられず、引き続き期待できそうな雰囲気である。限定戦でこの距離ならば、今度は押し切れる可能性が大。相手は、08モアナアネラと03クラヴィーアの2頭を上位に評価した。紛れもあるとみて、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

【小波乱】エスポワールは心身ともに成長。流れに乗りオーロトラジェが前進。セラールネイジュはアクションがいい。

オルフェーヴル産駒の2頭が数字上位。前走値から◎エスポワール筆頭、相手に○オーロトラジェと判断する。そこにどれが割り込めるかという感じ。▲モアナアネラ、☆セラールネイジュ。