11R

朝日杯FS

15:40発走 / 芝1600m (右 外 A) / 天候:小雨 / 馬場:良
5回 阪神 6日目 サラ系2歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 馬齢 15頭
本賞金:7000,2800,1800,1100,700万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

6

11

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

4

5

11

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

14

相手

4

5

6

11

15

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【枠組みを超えて】マイルにおけるグランアレグリアのポジションは、牡牝という枠組みを超え、少なくとも来春近くまでは最上位にランクされていい。6月の新馬戦は1000m通過は1分ジャストで展開、ラスト3Fの上りラップは推定11秒3-11秒1-11秒1(33秒5)。1分33秒6という走破タイムはちょうど一年前、同じ番組でデビュー勝ちしたステルヴィオ(本年のマイルCS優勝馬)より1秒2速く、上りも0秒6上回っていた。

 ひと夏を過ごし約4か月振りとなったサウジアラビアRCは18キロに増量。発馬で立ち遅れガツンとハミをとり、向こう正面中ほど、11秒フラットくらいの加速ラップで一気に先頭に並びかけていったが、そこからまた11秒台を連発。ラスト3Fのレースラップは11秒3-11秒1-11秒7でパンチアウト、後続に3馬身半差。最後は手綱をおさえ、楽々フィニッシュを決めた。ひとつ年長の3歳牝馬アーモンドアイも早い時期からベラボーな調教数値を示していたが、追い切りの数値や迫力も共通点が多い。関西への輸送、スタート、道悪など、考え付く課題もあるけれど、小さな不安をあおる予想--あらかじめ、終わってからのレース講評に手を打っておくなんてことは、あまりしたくないですね(笑)。自分で動いて競馬をコントロールできる馬、不安よりは、能力とスケールをダイレクトに信頼だ。

 対抗はアドマイヤマーズ。デビュー戦・中京マイルの坂を10秒7-11秒0で登坂。次走の中京2歳Sは一気に3秒--1分34秒7に時計を短縮。デイリー杯2歳Sは12キロ増にビルドアップ、2着馬が4コーナーすぎ10秒8と一気にペースを上げる、「不意打ち」をかけられたが、ラスト1F・11秒5で撥ね退けている。ダイワメジャー産駒ながら、これだけ後肢の送り込みの深い馬はなかなかいない。後輪駆動の瞬発力勝負型、並んでの気迫と根性も、古馬でもめったにおめにかかれないくらいです。

 ファンタジストも、448キロだった馬体は京王杯2歳Sでは474キロに到達。レースの上りラップも11秒7-10秒8-11秒0と精度アップを果たした。一週前の坂路調教では49秒5という破格のタイムを計測、マイル仕様のスタミナも備わりつつある。手綱コントロールがかなりやっかいで、どこに飛んでいくか、怖さはあるけれど、マイネルサーパスの、きんもくせい特別は、マイル通過が1分34秒5-従来の記録を約2秒短縮する1分46秒2でレコ勝ち。

 ケイデンスコールは、初陣でアドマイヤマーズと上り33秒1でハナ差の接戦、新潟2歳Sは着差以上の完勝だった。クロフネ産駒だけに伸びはジワジワだが、エメラルファイトはGIIIの札幌2歳Sを4着、アイビーSは3着に粘り込んでいる。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

2

2着

6

11

相手

4

6

8

11

14

8通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

6

11

2着

2

相手

4

6

8

11

14

8通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

2

2着

6

11

相手

6

11

14

4通り 各500円

須田鷹雄の見解

 前走重賞勝ち馬が強いレースで、該当馬が多い今回は条件戦組の出番はほとんどなさそう。条件戦組の成功パターン、「前走芝1600m・上位人気で1着」に該当する馬が今年は居ないのでなおさら。
 
 前走重賞勝ち馬の中からどれを選ぶかが難しいが、距離延長+初距離の☆ファンタジストは一段下の扱いに。牝馬でも前走サウジアラビアロイヤルカップを勝ち、決め脚に優れる◎グランアレグリアから入らざるをえない。
 
 ただ前走のスタートを考えると、内枠がプラスに働くかどうかは微妙なところ。惜敗シナリオも考えて○アドマイヤマーズ、▲ケイデンスコールと1,2着部分は折り返す。○は速い時計になった場合の対応力、▲は阪神コースでどうかがポイント。そこをクリアすれば◎を逆転するシーンも。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

5

6

9

12通り 各400円

3連単BOX

2

5

6

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

5

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

2

3

4

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

14

相手

2

3

4

5

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【牡馬意地】6アドマイヤマーズは3戦3勝。3歳チャンピオンの名に相応しい存在とみて本命に。今回、1頭の牝馬に人気が集中するが、そう易々と勝利を渡せないのが牡馬の意地。前走も逃げて勝ったが、自然とスピードの違いでハナに立ってしまっただけで、どんな競馬も出来る強みがある。

 先週のクロノジェネシスにしても、大舞台で急にゲートが悪くなるのは繊細な牝馬。直線入り口でのアドバンテージを活かせば、無敗で来年のクラシック戦線へと乗りこめるはずだ。

 5マイネルサーパスは福島500万勝ちからの参戦と完全な裏街道を歩んできた。しかし、きんもくせい特別の内容は、近年にないハイレベルなもの。

 14ファンタジストは頭までは厳しいが、今年の秋GIでは武豊騎手の立ち回りの巧さが、いつも以上に目立っている。同馬も今までにない戦法で、1つでも上の着順を目指すような乗り方をすれば馬券圏内に入ってくる確率はかなり高い。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

鈴木麻優の見解

※12/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 キャリアの浅い2歳馬のG1レースなので、難解です。阪神の外回り1600メートルは、直線が長く、坂になっており、瞬発力が問われます。なので終いの足を持っている、パワーのある子から買いたいです。本命視しているのはマイネルサーパスです。この子は終いの切れ味が素晴らしいです。それに過去に先着されている馬は、その後も順調に勝ち上がっているところから、この敗戦はむしろいい経験だったととらえます。近走は馬体もさらに充実し、パワーも感じますし、楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

鈴木正の見解

※12/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 牝馬ながら、ここに出走してきたグランアレグリアを信頼。新馬、サウジアラビアロイヤルCとも速い時計で駆け抜け、能力の高さを示した。出遅れながら前に取り付き、最後はねじ伏せた前走は圧巻。スタートや輸送など課題はあるが、センスの良さは疑いようがない。ファンタジストは体重が増えながら勝ち続けている。難しいリクエストに応えるのは能力のなせる業。ケイデンスコールはスローでもピタリと折り合う。アドマイヤマーズの自在性も見逃せない。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

伊吹雅也の見解

※12/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 これまでの戦績を素直に評価したい一戦。「前走の着順が5着以下だった馬」は2014年以降[0-0-0-16]、「“JRA、かつ重賞以外のレース”において3着以下となった経験のある馬」は2014年以降[0-0-2-24]、「“同年9月21日以降、かつJRA、かつ芝1400m以上のレース”において優勝経験のない馬」は2014年以降[0-1-0-33]と、それぞれ苦戦していました。また「前走の馬体重が460kg未満だった馬」は2014年以降[0-1-0-18]なので、馬格がない馬も過信禁物。これらの条件をすべてクリアしているアドマイヤマーズグランアレグリアニホンピロヘンソンファンタジストの4頭が有力です。

 平出貴昭の予想

平出貴昭の見解

※12/9時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ◎ファンタジスト母ディープインアスクは一昨年の勝ち馬サトノアレスと同じ、ディープインパクト×デインヒルの配合。この2つの血は、昨年の勝ち馬ダノンプレミアムも持っているという、まさにこのレース向きの血統だ。その母に、昨年の2着馬で今年のマイルチャンピオンシップを勝ったステルヴィオを出したロードカナロアが父という血統は、まさにこのレースにピッタリ。同じくロードカナロア産駒の○ケイデンスコールは、バランスオブゲームフェイムゲームの甥にあたる血統だが、牝系を遡ると3代母ベルベットサッシュが最優秀2歳牡馬サッカーボーイの全妹という血統だ。この馬も2歳チャンピオンに相応しい血統。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 朝日杯は2歳暮れの大レースとして長い伝統を誇る。1991年に2歳GIが牡牝で区別されて以降は、朝日杯の勝ち馬がそのままJRA賞の最優秀2歳牡馬に選出されることが続いてきた。しかし、2014年に中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつホープフルSが用意され、昨年からはGIに昇格。朝日杯の重要性が相対的に低下しているのは、やむを得ないところだ。

1.瞬発力勝負の様相が強まる

 阪神移動以降の4年間でフルゲート18頭立てになったのは2回のみ。今年は一週前登録が16頭で、すでにフルゲート割れが確定している。阪神JFに出走したタニノミッションは回避、他に500万条件との兼登録も2頭いるので、最低で13頭立てになる可能性がある。メンバーが分散した結果、レース展開も緩くなりがちで、最近3年間はレースの上がり3Fが34.4、34.8、34.0。終いのキレ味が問われる瞬発力勝負の性格が色濃くなっている。

2.京王杯との親和性が高い

 2015年は京王杯2歳S3着から臨んだシャドウアプローチが11番人気で3着、2016年は京王杯2歳Sの勝ち馬モンドキャンノが7番人気で3着して、2017年も京王杯2歳Sの勝ち馬タワーオブロンドンが2番人気3着だった。タフな阪神コースに移動したことで、距離延長の京王杯ステップは苦戦するのではという予想もあったが、重要性はむしろ高くなっている。

3.前走1着馬が強い

 トーナメントの決勝戦のような性質があるレースで、前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。前走で1着だった馬が最近では10連勝していて、2着も過去10年で5頭、3着も7頭が前走1着馬だった。

 ファンタジスト小倉2歳S京王杯2歳Sを連勝。このメンバーで唯一の重賞2勝馬だ。これまで1200mと1400mにしか出走経験がないが、2016年2着のモンドキャンノも同様の臨戦過程であり、マイル戦未経験にそれほど神経質になる必要はない。1200mの新馬戦で上がり3F34.5秒、前走は3F33.2秒のキレ味を披露。好位につけて速い脚を使える脚質は、近年の朝日杯のレース傾向にぴったりなのではないかと思う。

 グランアレグリアは牝馬の挑戦となるが、サウジアラビアロイヤルCの勝ち馬で、新馬戦の勝ち時計も優秀。その新馬戦で2着に負かしたダノンファンタジーが先日の阪神JFを制しており、能力の高さは明白だ。アドマイヤマーズは3戦3勝、デイリー杯2歳Sの勝ち馬。レース展開に応じて動ける操縦性の高さと、追い比べになってからの勝負根性が持ち味だ。

 ケイデンスコールは初戦でアドマイヤマーズに惜敗してから2連勝、新潟2歳Sを制した。追ってから長く脚を使えるのが武器で、初の右回りをこなせれば。以下、気難しさは残るがレコード勝ちしたきんもくせい特別の末脚が強烈だったマイネルサーパス、展開不向きだった京王杯2歳Sは度外視して見直せるアスターペガサス札幌2歳S4着、アイビーS3着と、強敵相手にも崩れない地力の持ち主エメラルファイト

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

4

5

6

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

11

相手

3

4

5

6

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

4

相手

3

5

6

11

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【相手探し】デビュー戦とサウジアラビアRCで素質の高さを見せつけた、02グランアレグリアを信頼。枠番も2枠2番と申し分なく、久々になるが稽古での動きのよさも申し分なし。圧倒的な人気に応える走りを見せてくれそうだ。相手は、11ケイデンスコールと04ドゴールの2頭を上位に評価。相手探しの一戦とみて、ここは◎から流す馬連・馬単主体での勝負をオススメする。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

5

6

11

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

13

相手

1

5

6

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

15

相手

1

5

6

11

13

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】グランアレグリアは能力上位。対応力に富むニホンピロヘンソンエメラルファイトは右回り、距離短縮で前進する。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

6

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

4

相手

5

6

11

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

4

5

11

13

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

跳ねる数字をつかまえるのが朝日杯FS。文句なしに◎グランアレグリアが跳ねている。2戦目104も凄いがデビュー96というのがとにかく凄い。相手筆頭は○ドゴール。これも数字の伸びは文句なし。次いで▲アドマイヤマーズと☆ケイデンスコールも伸びの馬。△に一発ありそうな3頭を押さえていく。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

5

6

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

4

5

11

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

11

相手

4

5

6

13

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

紅一点の2グランアレグリアが快挙を成し遂げる。連勝の内容は破格で、スピードと瞬発力はまさに一級品。ここも先行策から抜け出す。次位は6アドマイヤマーズで成長力があり自在な脚は魅力。▲は11ケイデンスコールで新潟2歳チャンプの底力は威力がある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

2

6

1点 3000円

馬単

2

11

1点 2500円

馬単

2

14

1点 1500円

馬単1着流し
1着

2

相手

4

5

15

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 グランアレグリアの新馬戦、1分33秒6の走破タイムがいかに凄いかは、コンマ3秒差2着だったダノンファンタジーの先週の◎の根拠でも書いたが、子供扱いしたそのダノンがGIを勝ったことで、更に評価を上げなければならないだろう。

 しかし、もっと凄いのは前走で、18キロ増の成長した馬体もそうだが、スローと見るやスルスルと上昇し、2番手でピタリと折り合った点。まるでレイデオロのダービーを見ているかのようで、2歳の秋にこんな立ち回りをする馬はそうそうお目にかかれない。ルメールならではの芸当とも言えるが、このコンビには当分逆らえないだろう。

 相手は、アドマイヤマーズケイデンスコールファンタジストへが本線で、以下は、エメラルファイトドゴールマイネルサーパスまで押さえる。

厳選予想 ウマい馬券