【6Fがきっとベスト】
ラプソディーアが6F短縮で再浮上。半兄
フレールジャックは
ラジオNIKKEI賞勝ち、近親に
ヴィルシーナ、
シュヴァルグランの名も連なる、ハルーワ一族。昨年の5月、京都マイルの
白藤賞を1分33秒5、
小豆島特別を1分33秒0で連勝し、一気のオープンも予想したスピードスター。
しかし、そこからがフラフラ。
雲雀Sで馬体を424キロに増量してみたりしたが、覇気一息で7Fではスピードも鈍り加減。今一度造り直しをはかり、距離も6Fへと短縮してきたが、1000万降級、現地競馬なら、この血統なら大変身があっていい。
由布院特別を1分7秒5・上り33秒1で2着急追の
ピースマインドが大本線。三番手は
ミトノレインボー。
由布院特別の前半3Fは33秒0、数字的には平均ペースだが、11秒台前半のHラップが積み重なり、先行勢は総崩れ。二走前逃げ切りのリズムを崩したくないと、ミトノもうかうかと追走したが、流れが0秒5程度、ひと工夫あればV字回復十分。
前回同様の差し展開になれば、
トシストロングの差し込み。春末期の
皆生特別は蓄積疲労や馬場を気にして9着に敗れたが、小倉は2着3回、1分7秒台の時計もある。小倉1200mに1分8秒2のある
ペスカネラ。由布院3着の
ノーブルルージュ、
カネトシブレスなど、連下は手広く。