【原点に戻る】カフジバンガードが、もうひと押し。こうやまき賞で2勝目をあげ、シンザン記念・共同通信杯が5着。青葉賞にも参戦したが、原点は前述したマイルのこうやまき賞――坂コースの上り33秒6というラップに、距離適性や能力が示されており、長久手特別・1分33秒5の3着で、資質と動かし方も確認。1000万条件、フラットコースの小倉1800mなら、和田の粘りも拝借して、先行抜け出し十分。

　対抗はロードスター。小倉9Fは1分45秒9の勝ち時計も含め2勝。不知火特別は、強気に動かし、勝ちに行ったぶんダラダラとした脚になってしまったが、松山の独特のリズムで粘り腰で巻き返し。

　イモータルは昨年の2着馬、ひと叩き効果で馬体も身のこなしはスカッとしてきた。3歳馬タニノフランケルは、小倉で適性と能力を再点検。

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【少数混戦】近走人気を下回っている着順が続く5イモータル。そんな同馬の近走で一番のパフォーマンスが3走前の小倉戦。距離も今回がベストで見直したい。3トレジャートローヴは前回は不可解な敗戦。さすがに負けすぎで、あの結果を鵜呑みにしてはいけない。いきなりの変わり身も警戒した方が良さそうだ。1タニノフランケルは力の比較は微妙も展開はたしかに向きそう。

【順当決着】近走で優秀な先行内容を見せている、06ロードスターを信頼。前走は人気を裏切ってしまったが、上位の地力と適性を有しているのは間違いなく、見限りは早計だ。前走後も変わりなく順調で、デキにも不安なし。相手は、07カフジバンガードと05イモータルを上位に評価する。少頭数でもあり順当決着が濃厚とみて、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】カフジバンガードは小回りコースが合う。仕上がりがいいタニノフランケル。ロードスターは自在性がある。

3歳で平均値筆頭になるのならば◎カフジバンガード。相手に平均値で○ロードスターと▲タニノフランケル。以下も適性高そうな馬も多くて熾烈。

叩き3戦目で上り調子の6ロードスターが主力。小倉2勝と相性は良くチャンスは十分。対抗は7カフジバンガードで能力は上位で逆転は可能。