【似合う】カセドラルベルは500キロを超す大型牝馬。ただ、坂路の動きはシャープ。22日の最終追い切りも、北村友が跨り52秒3-38秒2-12秒5。全兄のベルラップは京都2歳S勝ち、小倉2000mチョイスは血統に似合っている。

　若干幼いが、同じハーツクライ産駒のセントウルも、森厩舎らしく19日の坂路で50秒8-36秒9-12秒4と動きは軽快。追い日によってバラツキはあるが、ルタンブルはCWで79秒4をマーク。ペプチドフシチョウ、メイショウミチノク、フラルは、上位3頭とは少し調教レベルに差がある。

【混戦模様】本格化するのは先だろうが、軽快な動きを稽古でも見せている6カセドラルベル。5ルタンブルは飛びが大きく、2000mという距離は歓迎。1セントウルは水準以上の動きは見せており、相手次第で上位入線も。

【適性アリ】絶好調のノーザンファーム勢から、ここは06カセドラルベルを本命に推す。トレセン入厩後の稽古でこれだけ動けているならば十分で、血統からも小倉芝の中距離戦は向きそう。前に行ける脚もありそうで、なおさら信頼できる。相手は、07レターオンザサンドと02ゲンパチルシファーの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

【小波乱】セントウルは長くいい脚を使える。仕上がり良好のメイショウミチノク。しぶといペプチドフシチョウが続く。

ハーツクライ産駒の2頭が良い。特に調子上向き◎セントウル筆頭評価。相手に○カセドラルベルとした。おそらくペースはスロー展開だろう。