【ほぼ順当】オータムレッドのセンスを買いたい。祖母ティッカーテープはアメリカンオークスなどGI2勝。母も垢抜けた栗毛のいい馬だったが、イレッポで競走成績はひと息。ただ、血統評価は高く、ワールドエース産駒ながら、セレクトの落札化価格は4212万の高値がついた。

　デビュー時の体重は424キロ。つるっとした滑らかな肌合い、気合はなかなか、完成度は高い。スタートで前に入られ、少し頭をあげるシーンもあったが、12秒2-11秒4-11秒6(3Fは35秒2)というレースラップを、小気味のいいフットワークで、34秒9でひと差し。ラップは加速気味、稍重条件下で1分10秒9。

　例年函館開催の1200mの新馬は、1分10秒台前半なら函館2歳Sでも勝負になるほど。2歳S出走はかなわなかったが、ラップ形態を思えば1500mは守備範囲となる。

　中央勢に有力どころ不在。道営実績ヨハネスボーイ、ヘイセイメジャーの実績とキャリア本線。未勝利馬インプルソ、このメンバーなら前走だけ走れば足りるかもしれない。リヴェールブリス、エイシンタンチョウに均等に配分。

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【平穏】ここは、勝ってくださいというような低調な対戦相手となった8オータムレッド。無理に逆らえない。相手探し。4ヨハネスボーイは距離延長に前走対応できたように条件の変化に良い意味で鈍い。2ヘイセイメジャーも芝適性ありそう。

前走芝が2頭、あとはすべてダートという極端なメンバー。初戦71◎オータムレッドと同距離コース69○インプルソは確定。ここにどれが割り込んでこられるかというレース。前走値ではわずかに▲ヨハネスボーイ。ダイワメジャー産駒がいいコースなので一発☆エイシンタンチョウ。

デビュー戦で負かしたビアンフェが函館2歳Sを制したように8オータムレッドが上位。距離延長は歓迎で差し切りは濃厚。○は6インプルソでスピード能力は高く未勝利でも地力は勝る。