【時計圧巻】ポンとスタートを決めれば、
グレースゼットの逃げ切りV。二走前にダートに再転向、戦法は逃げに
チェンジ。Hペースをしのぎ、時計は1分53秒5。牝馬限定戦ながら、同日の牡馬混合の未勝利より0秒6時計は速かった。
続く中京戦も、1000m通過・1分0秒6というよどみのないミドルラップを自ら演出。最速の上りで後続を1秒突き放す大楽勝をとげた。脚抜きのいい馬場とはいえ、1分49秒3という記録を現実に出している。平坦・小倉1700ダートは、先手さえとれれば持ち味がさらに生きると思う。
対抗の
ゲンパチルシファーも、4月半ば、阪神1800ダートを良馬場・1分53秒9という古馬2勝クラスのタイムで2着。
わらび賞・1分53秒6は、古馬1勝クラスより上、平坦適性も把握できた。
ゴールドラグーンは、1月期に1分53秒6で2勝目。本調子を取り戻しさえすれば、このクラスは早々に突破できる。
響灘特別2着の
スズカスマート。連穴なら
カムカム、
レディバード。