【腰回り充実】
グレイルが大外一気にねじ伏せる。2歳11月、
京都2歳Sでオープン勝ち。
共同通信杯では1番人気に支持され、
セントライト記念を3着に食い込んだ好素材。ただ、まだ成長途上、コーナーで動かすとフットワークが乱れが生じる。慎重に直線勝負を心掛けてきたが、坂路調教も取り入れ綿密に体造りをはかり、腰も充実、反応は鋭くなってきた。オープン特別なら、多少強引に外から追い上げても脚は鈍らない。紐解けば新馬戦の勝利時は不良馬場、少し時計のかかる道悪のほうが前にとりつきやすい。
対抗は
コズミックフォース。
プリンシパルSを1分58秒2で勝ち、ダービーは3着。いつ重賞を勝っても不思議のない血統馬だが、ここ数戦の敗因は距離か坂か?平坦9Fのオープン特別は適性を確かめ将来を占う意味で、いい起点になるかもしれない。
ストーンウェアは、メイSが0秒5差、GIIIの
エプソムCも0秒8差。結果は出ていないが好状態にあり、相手関係がかなり楽になった。重馬場ならキョヘイの一発。マイラーのように見えて、1800mは[1012]。初コースになるが平坦福島9Fは、終わってみればぴったりだった?
ベステンダンクは単騎逃げ戦法がとれる、忘れたころの大駈けに注意。
ミュゼエイリアンもこの組み合わせなら連下圏内。