【どんな競馬もできる】
サトノギャロスは、7Fを柱に重賞戦線で戦えるポテンシャルの持ち主。
ヘニーヒューズ×SS配合の520キロのタンク型。新馬戦は2着に取りこぼしたものの、4月の京都1200mの勝ち上がりタイムは1分11秒6(後続に0秒6差)。後半3Fは12秒0-11秒8-11秒9(3Fは35秒7)という快ラップで楽勝を演じたが、この時点で早々に古馬2勝クラスは超えた。
二走前の清里特別は、発馬でダッシュが付かず、一瞬ヒヤ汗も流れたけれど、終わってみれば唸るような直一気。これは儲けもの、差す競馬でも結果が出せたし、7Fならどんな形でも勝ち負けできるんだなぁ。
レパードSは、1000m通過・1分0秒1というタフなミドルを二番手から、勝ちに行っての0秒3差。決着タイムもHレベル、自己条件・7Fダートなら、よほど重め残りでもない限り好勝負必至。
アメリカンファクトとの差し比べが本線。当該コースは3走前・1分23秒4という快記録で圧勝。懸案の右回り・
安芸Sも2着に頑張り、格上挑戦となった前回の
NST賞も1分10秒5の2着に踏ん張った。前走後の動きも軽快、自己条件なら56キロでも、まず大崩れは考えにくい。
単穴は
ヴィルトファン。牝馬限定戦ながら、馬体を増やしつつ2連勝。前走時計は良馬場で1分10秒5、残り1F標識でもう勝負あった。惑星は
ディーパワンサ。このクラスの芝は、やや限界。だが
ディープブリランテの
パワーと我慢強さは受け継いでいる。稽古は動く、53キロなら、ダート一変があるかもしれない。
カレンガリアードは、スンナリ先手を条件に連下押さえ。仕上がり度が微妙だが、
マイウェイアムールは、二走前の
富嶽賞・1分23秒9で、当該クラスが見えている。