【オープン予備軍集結】
ヴァンランディの進化を見たい。デビュー戦は4着に終わったが、JCウィークの11月25日、二戦目はガラリ一変。JCレコードが出る馬場の恩恵を受けたにせよ、東京・芝2000mを
ルージュバックが保持していた2歳レコードを0秒5更新する2分0秒3で、しなやかに駆け抜けた。まだ腰に力が付ききっておらず、パドックでは頼りなくも映り、本馬場入場では一転。エキサイトして首を上下に振り始めたりするが、前走は1000m通過・60秒9のスローにもあわてずさわがず。11秒1-11秒3-11秒5(3Fは33秒9)というレースの上りを32秒9、1分59秒3で快勝。全兄
コディーノに似た刃物のような鋭い脚を使うが、四肢と背中は長く、10Fが働きどころ。最終追い切りは3頭併せの真ん中で前進気勢をもって先着。闘志も成長力もある。
ピースワンパラディも、なんとか早めに1勝を積み上げておきたい、重賞クラスの
サウスポー。3月の中京マイルを上り33秒8で直一気。続くフ
ローラルウォーク賞は、レース史上まれな33秒0という出色の脚を駆使。これは大物、ただ左回り専門。
父ジャングルポケットを頼りに、春最後は
青葉賞を試してみたが、様子見ながらも3着に盛り返す好走。ならば秋、確勝を期し
魚沼特別へと向かったが、1000m通過は1分4秒1の超スロー。10秒台が二つ並ぶ超速の上りレースでは32秒8でも届かない。前走のくやしい思いは、勝ち鞍でいやすしかないか。ヒドゥンタイムスは、
玄海特別を1分58秒8・2着と、川田Jも、むむむと
ギアチェンジにもどかしさを感じつつ、速いタイムで一応の結果が残せた。
アトミックフォースは、
プリンシパルS5着。自己条件ならアタマだってある。
アストラサンタン、
プレイヤーサムソンも連下なら。