※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
JRA唯一のダート1200m重賞。ダート短距離のオープン特別は1400mのほうが多数で、「直線に坂があるダート1200m」は特殊な部類に入る。よって、他コースでの好走がここでの活躍に直結するわけではない。創設以降の11年で1・2番人気が2勝しか挙げられていないように、基本的に波乱含みの一戦だ。
1.若い馬が中心
このカテゴリーはレースでの消耗が少なく、高齢まで現役を続ける馬が少なくないが、本レースにおいては若い馬の方が活躍しやすい傾向にある。過去全11年で、3歳馬は複勝率25.0%、4歳馬が21.2%、5歳馬が26.0%なのに対し、6歳馬は17.9%、7歳馬は3.6%。
2.休み明けは不振
過去11年で中1-3週の馬が9勝しており、複勝率も25.9%と優秀。対して、中4-8週の馬は複勝率13.8%、中9週以上だと12.5%しかない。また、中1週、2週、3週の馬は平均人気より平均着順の方が高いが、それ以上間隔が空くと平均着順の方が下回るようになる。
3.距離短縮組
過去11年、前走1200mを走っていた馬は[2-5-4-80]で複勝率12.1%なのに対し、今回距離短縮となる馬は[9-6-7-58]で複勝率27.5%。また、距離短縮組は単・複共に回収率100%を超えている。
ドリュウに注目したい。今年の
カペラSも例年同様先行馬が多く揃っており、前傾ラップになることが予想される。17戦連続で上がり3ハロン2位以内の末脚を使っているこの馬の差し脚が活きる展開になるだろう。臨戦過程も良い。
テーオージーニアスは良馬場なら期待できる。平坦の京都や新潟より急坂のある中山の方が向いているタイプだ。
コパノキッキングはここなら地力上位。ただし今回ハナを切れるかと言われれば微妙で、中途半端な競馬になるとあっさり沈む可能性もそれなりにある。揉まれない競馬なら。
ハングリーベンは人気ほど上位と地力の差はない。この馬も揉まれたくないので外枠が欲しい。以下、前走復調気配を見せた
タテヤマ、展開カギも条件変わりプラスの
ゴールドクイーン、前走は展開が向かなかった
ウインオスカー。