【色物ではない】
ブッチーニの搭載エンジンは大型。牝系は、現代競馬の白毛の祖。
ホワイトベッセル、
ユキチャンなど、白毛の兄姉たちは2、3勝をマーク。父が
キングカメハメハに代わり、
マーブルケーキ、
ブチコ、
シロニイなど4勝馬が続いた。
本馬も412キロながら、兄姉に負けず劣らず躍動感いっぱい。直線勝負がハマったとはいえ、デビュー戦は経験馬相手に4馬身差の圧勝。1分25秒7・上り36秒4と、記録も古馬1勝クラスだった。昇級・次走の勝ち時計は1分23秒9、古馬2勝クラスを超えるHレベル決着は、キャリアの浅い馬にとってはさすがにキツい。出遅れ、砂を被る展開も苦しかった。しかし、大外を振り回されながらも、あきらめず最速の上りで5着に詰めてきた。左回り、スパイラルコースにかわるが、たたき前進、時計レベルと資質は一枚上。
メラナイトとの追い比べが本線。4歳馬ながらダートに転身してまだ[1212]。戦法がまだ安定していないが、あきらめず追ってくれる和田Jの闘志とプッシュに期待。
ダイシンクローバーも51キロなら単式圏内。一連の7Fのタイムは、すでに1勝クラス。鞍上の斎藤も、調教で乗り味を確かめている。前崩れの力勝負になれば
ビッグデータ。
ウォークザラインは対抗馬と前走接戦。
ダノンコスモス、
コパノカーリングなど、ひと癖ある伏兵多し。