11R

マイラーズC

15:35発走 / 芝1600m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 京都 2日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 10頭
本賞金:5900,2400,1500,890,590万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

8

9

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

8

9

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

3

4

8

9

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【安田の前の呼吸比べ】ダノンプレミアムが、GIマイラーへの筋道を明確にする。紐解けば2歳6月、阪神・芝1800mの新馬戦の走破タイムは1分48秒7(やや重)。テレビ画面を突き破りそうなド迫力で後続を4馬身とチギリ捨てた脚がやけに印象深い馬だった。続くサウジアラビアロイヤルCは、やや重という条件下で、あっさり1分33秒0のレコードをマーク。グッと沈み込む水平首、スナップの効いた手返しも、めったにお目にかかれない上級フォームだなぁ…。

 朝日杯FSも、つっかけ気味に好位にとりつき、11秒3-11秒0-11秒7(3Fは34秒0)というレースラップを0秒4上回る、33秒6という最速ラップで、ゴール前は首筋を、よしよししながら余裕のフィニッシュ。1分33秒3はウオッカが長く保持する2歳コースレコードに0秒2差と迫るレースレコードだった。

 絶対スピードで2000mの弥生賞を圧倒し、金鯱賞でGIの格や推進力の違いを示したが、時計のマキシマムは1600m、体型もマイラー。前走後は素早くマイラーズCを選択、春の目標を安田記念に定めてきた。爪の不安も、今は大丈夫。直前CWでしっかり追えたのは、デリケートな過程を施してきた金鯱賞より、体調に安心感があるからこそ。

 インディチャンプとの追い比べが大本線。スタートの新馬時の距離は1400m。京都マイルで2連勝をあげ、GIII・毎日杯へ参戦、距離を延ばした。33秒6という上りはメンバー中最速、ただ1800mでは最後は微妙に伸びが鈍化する。アーリントンCは、マイルに戻したものの強引な先行策が裏目となり3着。疲れがたまっていたのだろう。

 身体も目つきも尖り、自己条件の小豆島特別を2着に取りこぼしたりしたが、元町Sは460キロに復活。走破タイムは平凡ながら、呼吸を確かめコースは大外。直線中ほどまで手綱を絞り、11秒2-11秒2-11秒5(3Fは33秒9)というレースの上りより0秒7も速い、次元の違う瞬発力(終い1Fは11秒を切っていた?)で圧倒してきた。

 前回の東京新聞杯は、完成度合を確かめる意味で、多少の出遅れには目を瞑り、1000m通過・57秒2-1400m・1分20秒0というタフなミドルラップを直線2F標識あたりではもう先頭。ゴール前、詰め寄られそうになったら、もうひと脚を繰り出し、1分31秒9を計測。マイルGIがクッキリと視界に入った。安田記念のためにも、ダノンとのマッチレースで、お互いの力量をはかりたい。

 パクスアメリカーナは、3歳4月のアーリントンCを1分33秒5・上り34秒4で2着歴もある、ホエールキャプチャの全弟。まだ完成途上ながら、京都金杯を寄り切り。1分32秒を切る時計勝負に対応できるかどうか、今回が正念場となる。

 デキのよさならグァンチャーレ。一瞬の脚で人気馬に一泡吹かせたい。モズアスコットは、今回は休み明け、58キロ。ここを叩いて安田に備えたい。ケイアイノーテックは、460キロを切るくらいが好走の目安。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

2着

2

3

相手

2

3

4

8

6通り 各1600円
3連単フォーメーション
1着

6

2着

2

3

相手

2

3

2通り 各200円

須田鷹雄の見解

 蹄などの問題で使える・使えないのリスクは付きまとうが、出走してしまえば◎ダノンプレミアムの地力で押し切れる。あとはどう絞るか。ここは大敗からの休み明けになるモズアスコットを3着までにすることで無理やりにも点数削減。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

4

6

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

4

6

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

4

6

8

9

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

2

4

8

9

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

2

6

8

9

24通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【本命戦】まだ重賞を勝ったばかりだが、東京新聞杯の勝ち方を最大に評価したい。3インディチャンプは、まだまだここから強くなっていく逸材。エンジンがかかってからのスピードは現役屈指。6ダノンプレミアムは、わざわざGIを避けての参戦。あくまで目標は先だが、自身の結果というよりファンの期待を裏切らない為に不甲斐ない競馬はできない。4モズアスコットは、この時期に体調がアップ。馬が目標を知っている。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

鈴木麻優の見解

※4/14時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今回は小頭数なので、きっちりあてたいです。阪神の1600でこおなわれるので、パワーとスタミナタイプから。

 本命はダノンプレミアムです。前走の金こ賞では、久々をものともせずの快勝。叩き2戦目を考えればここは頭固定で勝負。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

鈴木正の見解

※4/12時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 屈指の好カード。ダノンプレミアムの重賞連勝だ。メンバーがそろった金鯱賞で久々にもかかわらずあの完勝。恐れ入った。わずかに行きたがるそぶりを見せただけにマイルへの距離短縮はドンピシャのはず。叩いての上積みも相当に大きい。

 インディチャンプは前走も完勝。あれで最後は気を抜いているというのだから、まだ余裕がある。パクスアメリカーナはひと雨くると肉薄。モズアスコットも実力馬。課題は久々だけ。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

伊吹雅也の見解

※4/12時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 コース適性に注目したい一戦。「“京都、かつ1400-1800m、かつ重賞のレース”において連対経験のない馬」は2012年以降[2-3-2-59]と安定感を欠いていました。

 ちなみに、このうち「馬齢が6歳以上だった馬」は[0-0-0-25]、「前走の着順が7着以下だった馬」は[0-0-0-32]、「前走の馬体重が480kg未満だった馬」は[0-0-0-23]です。

 コース適性が高いグァンチャーレパクスアメリカーナモズアスコット、特に不安要素が見当たらないダノンプレミアムから、配当的な妙味が大きい馬を狙ってみたいと思います。

 平出貴昭の予想

平出貴昭の見解

※4/12時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ◎ダノンプレミアムの母の父インティカブは英G2クイーンアンSで8馬身差を付けて圧勝したマイラー。ダノンプレミアムの走りを見ても、2000mは1600mよりパフォーマンスが落ちる印象があるので、1600mに専念するのは正解と見ている。

 ○インディチャンプは前走の東京新聞杯で重賞初制覇。過去、ステイゴールド産駒の牡馬に古馬芝マイルのG1馬はいないが、この馬はおじのアイルラヴァゲイン(父エルコンドルパサーオーシャンS)、リアルインパクト(父ディープインパクト安田記念)などスピードタイプが多い。相手は一気に強くなるが、前走内容や血統背景からここでも勝負になるはず。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 安田記念に向けたステップレースで、古馬のマイル戦としては数少ないGII戦(他には牝馬限定の阪神牝馬Sがあるだけ)。2012年に阪神最終週から京都開幕週に移動して、よりスピードが要求されるようになった。その反面、底力は求められなくなった印象で、京都に移動後の過去7年間、マイラーズCステップにした馬が安田記念で連対した例は皆無だ(昨年2着のモズアスコットは安土城Sを挟んで安田記念を制覇)。GIへの関連性という意味では微妙な位置づけにある。

1.実績馬の壁は高い

 2018年は上がり馬のモズアスコットが2番人気、ロジクライが3番人気に支持されたがそれぞれ2、7着で、勝ったのはすでにスワンS勝ちの実績のあったサングレーザーだった。阪神時代を含む過去10年間で、斤量56kgが連対率10.3%、57kgが18.6%、58kgが20.0%。56kgは総数が多いので数字を押し下げている面はあるが、斤量が重い(=実績上位の)馬ほど成績が上がる傾向が出ている。

2.スピードが求められる

 京都に移動した2012年以降の7年間で、前走で1400mに使われていた馬は[2-3-0-6]で勝率18.2%・連対率45.5%。出走数はそれほど多くない中で、前走1400組は最近4年間続けて連対馬を出しており、昨年は前走1400組でワンツーだった。開幕週のスピードレースで流れに乗るために、短めの距離を走ってきた経験が活きる、というデータ。

3.3F33秒台の上がりが必要

 過去5年間で勝ち馬がマークした上がり3Fの推定タイムは、昨年から33.2、32.9、34.0、32.9、33.2。良馬場ながら雨の影響が残っていた2016年を除けば、勝った馬はいずれも33秒そこそこの脚を使っている。安田記念を勝つモズアスコットが昨年2着と勝ち損ねたように、パワーや底力よりも軽いキレ味が求められる傾向にある。

 ケイアイノーテックは昨年のNHKマイルCを上がり3F33.7秒の脚を繰り出して勝利した。それを含めてこれまでの3勝は、いずれも上がり3F33秒台をマークしている。キレ味が要求されるレースで持ち味を最大に発揮できる馬だ。前走の根岸Sはダート挑戦だったし、前々走の阪神Cとその前のマイルCSはいずれも外枠から外々を回されての敗戦。流れが噛み合わずに凡走が続いているが、適条件に変わる今回は別の結果が期待できる。

 ダノンプレミアムはダービー以来だった金鯱賞で1着と底力を示した。今回は久々のマイル戦が鍵になるが、主導権が握れそうなメンバー構成で不安は少ない。インディチャンプはここに来て3連勝と充実著しい。最近2勝はいずれも上がり3F33秒台前半をマークしていて、決め手勝負には自信を持つ。

 モズアスコットは期待外れのレースが続いているが、今回は相手弱化ということで真価が問われる一戦になる。以下、京都金杯など京都マイル(内回りを含む)で3勝を挙げるコース巧者パクスアメリカーナ、決め手の鋭さは見劣らないストーミーシー、立ち回りが巧みで大崩れしないグァンチャーレ

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

4

6

8

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

3

4

8

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

3

相手

4

6

8

18通り 各100円

小林誠の見解

【順当決着】上下のレベル差が大きな一戦。本命には、近走内容のよさが目立つ02パクスアメリカーナを推したい。条件適性の高さはもちろん、能力に関しても遜色なし。久々になるが稽古での動きはよく、キッチリ仕上がった。相手は、06ダノンプレミアムと03インディチャンプを上位に。紛れる要素は皆無なので、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

7

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

4

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

7

8

9

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ダノンプレミアムは力量上位。レースがうまいグァンチャーレインディチャンプは反応上々。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

6

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

2

4

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

1

2

6

8

9

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

タイム指数と相性の良いレース。平均値重視であまりこねくり回さないほうが良さそうだ。というわけで▲モズアスコットははずせない1頭。しかし斤量考えれば前走値119出している◎インディチャンプが上回るとジャッジ。そして相手筆頭に○ダノンプレミアムでいく。思い切れば3頭の競馬。しかしそこまで簡単にはいかないわけで☆ケイアイノーテック。以下△にも期待する。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

8

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

8

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

8

相手

2

3

4

9

10

30通り 各100円

田沼亨の見解

復帰戦の金鯱賞を快勝した6ダノンプレミアムが優勢。マイラーとしての資質は高く体調面での上積みが見込めるなら勝機。次位は3インディチャンプで大幅にパワーアップ。再度、重賞Vに舞台なら期待できる。▲は8グァンチャーレで先行策から抜け出しは可能。

厳選予想 ウマい馬券