※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
早期の2歳ス
プリント重賞ではあるが、
ファンタジストや
レーヌミノルなどクラシック路線でも活躍する馬、
シュウジ、
ベルカントら古馬になっても活躍する馬が多く輩出されている。秘められた素質が開花し始める出世レースとして見逃せない2歳戦。
1.ゆったりとしたローテーション
過去10年で中4-8週で出走した馬が複勝率28.6%で、単・複回収率ともに100%を超えており上々の成績。以下、間隔が1週詰まる毎に複勝率も低下する傾向にあり、ある程度間隔を空けて臨んでくる馬を重視するのが良さそうだ。
2.逃げ・先行馬優勢
過去10年の成績を前走の4角位置取り別にみてみると、勝ち馬はすべて前走4角3番手以内だった。明らかに逃げ先行有利だ。ただし、前走小倉1200mで逃げ切り勝ちを収めた馬でここでも馬券になった12頭中10頭は、前走の前半3Fが33秒台だった。逃げ馬ならば、重賞のペースに対応するためスピードを活かす経験はしておきたいところ。
3.前走の出走頭数に注目
過去10年で、前走レースの頭数が9頭以下だった馬は複勝率5.3%しかない。対して、前走10-13頭だった馬は複勝率23.6%、14頭以上だった馬は複勝率24.3%に上る。ある程度頭数の揃ったレース経験はアドバンテージとなる。
カリニートは新馬戦で勝負強さを見せ勝利。道中は若さを見せたが、スタート、追走、終いの脚まで及第点の内容だったと言える。馬体にはまだ余裕があったので、使って良くなってきているはず。重賞のここでも上位争いを期待できるだろう。
ラウダシオンの新馬戦は阪神1200m。派手な内容ではなかったが、センスを感じさせる競馬で勝利した。中間の調整も順調で、ここでも期待できるだろう。初戦を完勝した
カイルアコナにも注目。今回は同型との掛け合いがカギとなるが、控えても競馬できそうなタイプで特に心配はいらないか。
マイネルグリットは
フェニックス賞の勝ち馬。距離短縮の一戦だったが、器用さを見せ突き抜けた。昇級は苦にしないタイプでここでも好走可能だろう。以下、使った上積みがありそうな
ローランダー、
フェニックス賞2着の
ゼンノジャスタ、先行力上位の
ヒメサマ。