【好カードがきた】狙いはイベリス、まずは単複。勝ち上がりは3戦目だったが、未勝利？さざんか賞を連勝。3歳春は、フィリーズレビューは小差4着に敗れたものの、牡馬相手にアーリントンCを逃げ切り勝ち。古馬となりセントウルS3着など、資質の片鱗を局面で示してきた。姉はアイビスSDを連覇した夏女ベルカント。妹も本夏は、アイビスSDが0秒3差。出だしとしてはまずまず、叩き良化ぶん、ハンデ戦、ルメールと、UHB賞勝ち負けのカードが揃った。

　当面の目標はライトオンキュー。昨年11月、京阪杯は圧巻の大外一気。おお、G1級に変身か。ならばドバイへ――結局ドバイは白紙となり、函館SSからの再出発となったが、前走はやはり重め。伸びひと息に終わったものの、格上を感じさせる堂々たる内容だった。57キロで結果を出せば、秋のスプリンターズSが楽しみになる。

　函館SSは不発に終わったが、エイティーンガールは、鞍馬Sの上りは究極ともいえる32秒4。マリアズハートも、春雷Sは稍重条件下で中山の急坂を上り33秒1で2着に猛追。二頭ともまだ、函館SSからのジャンプアップを期待できる。3歳馬ヒルノマリブは、48キロで出走。連穴は56キロのキングハート。

　3勝クラス馬や大敗の続く馬もいる低調なメンバー構成。前半のスピードは◎イベリスが抜けており、押し切りも可能。脈のありそうな馬は差し・追い込みが多く、届いてきても1頭と見て馬連で。

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【混戦模様】前走は終始、馬混みに飲み込まれて自分の走りができなかった6エイティーンガール。体調は悪くなく、ここは鬱憤を晴らす差し切り勝ちを。1ショウナンアンセムはGI3着馬。内を突くスタイルにベストな枠をゲット。11ヒルノマリブはコース実績だけでも無視できない。

前走値で100前後というのがほとんど。それも同距離戦でのものが多いのだから混戦も混戦。ちょっとしたことで着順が変わりそうな一戦になるのだろう。前走同距離コースで102出しておきながら今回は前走から5キロ減という◎ショウナンアリアナ抜擢。相手も人気薄○ラベンダーヴァレイを。▲エイティーンガール、☆マリアズハートなどを次点で。

使い込んで状態は上向きの6エイティーンガールが有力。洋芝は得意で54キロなら終い勝負で抜け出せる。次位は13ライトオンキューで昨年の2着馬で重賞勝ちの実績から巻き返しは可能。▲は5マリアズハートで決め脚は鋭く53キロは魅力。