【精度が高い】
プロバーティオの速力が、アタマ一つ抜けている。
前走がレコード勝ちという馬も何頭かいるが、本馬の前走は大箱の東京、良馬場の7F。1000m通過・59秒7-1200m通過・1分11秒8というHペースを踏み、二着に0秒7差。1分24秒7という走破タイムは、同日の古馬3勝クラス・
河口湖特別とわずか0秒4。着差など加味すれば、2歳の現時点で、古馬オープン予備軍と力量はほぼ同等といっていい。
第一本線は
サヴァ。前走の着差はわずか。脚抜きのいい馬場の
アシストを得たとはいえ、1000m通過・58秒8-1200m通過・1分10秒7という速い流れの上に立ち、1分23秒3のレコードを打ち立てた。
ケイサンフリーゼは、幼さを残す身体つきでも、新馬戦は先行して二枚腰で突き放す好センスの持ち主。1秒くらい軽く時計は詰まる。
シーオブドリームスも、似たような将来図が描ける。
ニシノミズカゼのスピード、
ニーヨルの巻き返しなど、伏兵多し。