【内容一変】
ビッククインバイオの資質を再考。
母アニメイトバイオは
ローズS優勝、GI
秋華賞2着、阪神JF2着。長くタフに重賞戦線を戦い抜いたが、娘の本馬も2歳秋GIII・
アルテミスS3着、
春菜賞で1勝クラスを突破。続く
相模湖特別は稍重という条件下で3勝クラスに匹敵する、1分21秒3で好タイム勝ち。前走の
白秋Sは大外18番枠がかなり痛かった。終始外々を回されるロスがうまれ、久々の影響か、リキみの多い走りで末を失ってしまったが、中間5ハロン追いを丁寧に重ねガス抜きを完了。折り合いにも心境がうかがえ一変の可能性十分。
第一本線は
ショウナンアオゾラの勢い。二走前の福島戦は488キロに増量。直線のパンチ力も見どころがあったが、続く東京の坂・距離1400mも上り33秒7で一気差し。後続には0秒5差をつけ、昇級に十分耐えうる好内容だった。中間追い切り時計は6本消化、前回の身体をしっかり維持できている。
アーデンフォレストも目下二連勝。前走の
新発田城特別は直線どこを突くか、追い出しを待つ余裕があった。着差はわずかながらゴール前の手応えも優勢。ストレスのたまりやすいタイプだけに、3か月余のローテーションも好感が持てる。
前崩れの展開待ちだが、
カルリーノは
フリーウェイSを1分19秒3で2着突入を果たした現級の実力派。前走は道悪に泣いたが、良馬場の差し比べで大変身あり。
ミュージアムヒルは、
白秋Sは10番人気の激走。ただ5月の
晩春Sを上り32秒9で2着強襲歴があり、フロック視は禁物。