【やけどする】
オジュウチョウサンの進化には瞠目。積み上げた障害GIタイトルは6つ。2017年の
中山大障害、2018年の
中山グランドJをレコードで連勝。あの時が盛りだったのかなぁ?――なんて、2018年には
有馬記念にも参戦した(9着)。昨年秋はもう一度平地を使い重賞路線もにらんだが、本年春の目標は、この
中山グランドJ。
阪神SJで復帰を果たし、昨年自身が叩き出した4分23秒6というレコードを、9歳の今年4分19秒1に更新。それも、Hペースに引っ張られたわけではなく、飛越ミスもなく漸次加速。稍重条件下の記録だから舌を巻く。障害馬としての身体能力はさらにアップ、触れるとやけどするほど心も熱い。
王者オジュウに一番槍をつけるのは
メイショウダッサイ。昨年暮れ、初のA級相手となった
中山大障害は3着。しかし
ペガサスJSで中山のバンケット、仕掛けどころも手の内に入った。2019年の最優秀障害馬
シングンマイケルは、プライドをかけ
阪神JSへオジュウに
アタック。まともにぶつかり、2着と敗れてしまったが、
チャレンジャーの立場にかわれば、また違った組み立てができるのではないか。
シンキングダンサーも、どこで動くか。
ブライトクォーツ、
メドウラークも押さえには。