【飛躍の舞台】
ピースワンパラディの目指すべき道は、重賞マイル。キャリア三戦目、2400mの
青葉賞を、いきなり3着に粘り込んだ。身体の造りもレース運びも、ホントーはマイラーなんじゃないかと思ってはいても、完調手前でも、2000mを2・3着。さすがに10Fでは詰めが甘くなる。
オリエンタル賞で9Fに距離を短縮したが、1分48秒9は3勝クラスと0秒3差。昇級で即勝ち負けのお墨付きをもらった。紐解けば初勝利は中京マイル、1600mかわりで、いっそうの爆発力を期待したい。
エングレーバーも、
プリンシパルS・1分58秒3(2着)で、
セントライト記念にも
アタックしたが、9Fでも折り合いがデリケート。スピード感あふれる調教など見ていると、本質はたぶんマイラーではないか。
トリトンSは新たな飛躍の舞台になる。
完成途上ながら、
ボッケリーニはみるたび、四肢や馬体が張ってくる。追い込みのリズムを思い出した
ワンダープチュック。
アントリューズ、
ミエノウインウインの切れ注意。