※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
牝馬限定戦としては数少ないGIIで、1着賞金は5200万円。短距離指向が強い馬にとっては、
桜花賞よりもここが最大目標になるケースもある。そうしたス
プリンターに加え、もちろん
桜花賞の優先出走権獲得に意欲を燃やす馬も多数参戦し、毎年フルゲートになりやすい。
1.前傾ラップ
フィリーズレビューは1200m-1400mを経験してきた馬が多数参戦するため、基本的に前半からペースが流れる。過去10年中9年で前傾ラップとなっており、平均前半3ハロンタイムが34秒5なのに対し、平均後半3ハロンタイムは35秒7。
2.距離短縮組が優勢
過去10年、前走で1600mを走っていた馬は[7-6-5-54]で複勝率25.0%。複勝回収率は145%に上る。対して、前走1400mだった馬は[4-3-5-54]で複勝率18.2%、前走1200mだった馬は[0-0-0-29]。
3.大型馬に注目
昨年12番人気で1着(同着)となった
ノーワンは、出走メンバーで最も重い480kgだった。他にも、17年の勝ち馬
カラクレナイは478kg、14年の勝ち馬
ベルカントは470kg、13年の勝ち馬
メイショウマンボは470kg、11年の勝ち馬
フレンチカクタスは498kgと、3歳牝馬としては馬格に恵まれた馬が活躍しやすい。
ヤマカツマーメイドは前走の阪神JFでハイペースの中強敵相手に5着と善戦しており、前半からペースが流れることに関しての不安は少ない。また、直線で1頭になるとフワッとする面があるので、ばらけやすい外回りコースからタイトな内回りコースに替わるのは恐らくプラスだろう。3走ぶりの勝ち星を期待したい。
クリノプレミアムは現状このメンバーなら完成度上位。阪神コースも問題なく、後は重賞のペースに戸惑わなければ。
カリオストロは前走の万両賞を2歳コースレコードV。当時ほど時計が出る馬場になるかは分からないが、良馬場なら今回も期待できそうだ。
ヒメノカリスは兄同様、
ディープインパクト産駒にしては持続力があるタイプ。まだ完成途上で非力さがあるから阪神に替わるのはどうかも、距離短縮は合っているだろう。以下、平坦向きも距離短縮は良い
アヌラーダプラ、前傾ラップ歓迎の
エーポス、同条件に実績がある
ナイントゥファイブ。