【弾ける】滞在競馬なら
ジュリオ、持ち前の瞬発力を思う存分発揮。基点となる牝系の大本は
ベガ。母は未出走、母の妹は
桜花賞馬
ハープスター。全打席ホームランとはいかないけれど、この牝系は常に大物を送り出す可能性あり。
勝ち上がりに三戦を要したが、二走前の中山マイルは、1000m通過・58秒9-1400m通過・1分21秒8というタフな平均ラップを雁行状態で並走。ラスト3Fにもうひと踏ん張り、11秒7-11秒2-11秒6(3Fは34秒5)でパンチアウト。開幕週の高速馬場の
アシストを得たとはいえ、走破タイムは1分33秒4と優秀。
アーリントンCは遠征に加え重馬場。GIIIの壁に跳ね返されたが、滞在競馬は心身ともに伸びやかだ。1500mという距離もベストに近い。
強敵は
ヴァトレニ。当コースは2戦2勝、開催が進んだ中で前回は1分27秒3のレコード。反動など注意深く観察、札幌開催に備えてきた。割って入れば
グレイトオーサー。滞在競馬・距離も二度目、折り合えば爆発的な脚を使う。
ジャカランダレーンは前回の一戦で、北海道適性と能力を再確認。単までは望めそうにないが、次いで
プレトリア、
フィルムフェストの急襲。
ナギサは思った以上に器用な実力馬。