【前陣速攻】ハヤブサナンデクンの先行力魅力。1年6カ月もの長期休養を余儀なくされ、復帰後の三戦はいずれも息の入らないミドルペース。厳しいラップ構成のHレベル決着を、2・3・2着と踏ん張った。前回の香嵐渓特別は、そのご褒美? 記録面においても、1000m通過・1分1秒6-1800m通過・1分51秒8というタフなミドルを自ら牽引して勝利をもぎ取った。前走後の調教内容など見ると、疲れどころか上昇一途。1700ダートも、先手を奪えば得意コースになりえる。

　対抗はウインドジャマー。ブリンカーを着用し、粘り腰が増しレース精度もアップ。ダート戦績は[3510]、函館ではあるが1700ダート勝ちもあります。三番手はペイシャキュウ。三走前の桑園特別は完勝、函館より広い札幌のほうが伸び伸び走れる。サクラルーフェンは昨年当コースを1分43秒3で完勝歴あり。ライジングドラゴンの変わり身、ホウオウトゥルースの大駆け注。

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【混戦模様】2走前のOP3着という舞台に戻ってくる11ペイシャキュウ。前走は2コーナーから3コーナーにかけて位置を悪くした。札幌ではそんなことはないだろう。9ライジングドラゴンは一度叩き得意の当地へ。8ハヤブサナンデクンは気持ちよく逃げれば。

3勝クラスのダート1700m戦。3歳は不在。同距離コースでも100は出ないと厳しいメンバー構成になった。まあほとんどの馬は数値持っているが、今回の同距離コースでどうかというところ。なかなか難しい。前走は凡走したものの狙ってみたいのは◎ペイシャキュウ。3走前再現できれば馬券圏内になれる。相手に○ウインドジャマーと▲ライジングドラゴン。一発に☆ヴィーダ、△オレンジペコ。

4歳を迎えて地力がアップした1ウインドジャマーが優勢。距離延長は歓迎で好機に仕掛ければ抜け出せる。○は8ハヤブサナンデクンで自在な脚があり好位から抜け出しは十分。▲は11ペイシャキュウで末脚は威力がある。