【構えはどっしり】
タイムフライヤーは、滞在競馬なら立ち位置はドッシリ。北海道は腰回りも安定、馬体もムッチリ。昨年は函館の
マリーンSを1分43秒6、札幌の
エルムSを1分43秒4で快勝。名前と場所、斤量は58キロになるけれど、北海道シリーズは自信満々。牧場で仕上げ競馬場へ、厩舎はかわっても調教過程は同じ。最終追い切りは、息を整える程度でいいと、手綱を握ったルメールJからも
ゴーサインが出た。
二の筆頭は
オメガレインボー。逃げるか追い込むか。戦法固めに苦労したが、その甲斐あって
アハルテケSは、まさに人馬一体の直強襲。中間も横山和Jがつきっきり。北海道シリーズで、もうひと暴れといきたい。
スワーヴアラミスは、59キロを背負い
大沼S2着。北海道適性を再確認できた。57.5キロなら、前走先着を許した
ダンツキャッスルには負けたくない。
大沼S4着の
アルドーレは、斤量は56キロ。前走は流れひとつでもう少し上の着順も狙えた。内で不利のあった
ショームも、
大沼Sからの前進が見込める。