【軽々と】
モリノカンナチャンが51キロを翼に直線一閃。昨夏の札幌デビュー、初戦の芝1800mは
バスラットレオンの2着、次走も2着、札幌9F三度使いで初勝利をあげた。ナリは小さいが根性はある。次走はGIII・
アルテミスS、牡馬相手の東スポ杯にぶつけたが、さすがに疲れもたまった。1勝クラスでもどかしい競馬も続いたが、北海道の地に戻って444キロに増量。前走は1000m通過・1分0秒8のミドル、1800m通過・1分47秒9という精度の高い流れの上に立ち、最速の上りでグイと寄り切り。札幌よりは函館は大雑把に約1秒時計がかかり、2分0秒7も評価できる。テン乗りになるが、51キロ、団野Jの思い切りのよさも買いたい。
当面の目標は
タガノカイの逃げ。
ライラック賞は前半1000m・58秒3という超ハイペースを好位追走、二番手粘り込み。どんなにきつく速い流れになろうと、覚悟の逃げ・先行策が武器。古川吉Jのハートに、対抗として一票を投じたい。
なんて、タガノが参戦するとなると、乱ペース必至。
メイショウカクウンの直強襲が不気味。洞爺湖特別は気持ち重め、出遅れ。ただ着差は0秒6。上積みやハンデを加味すれば、もしかして単まで?1F延長の2000mが微妙だが、洞爺湖特別2着の
プライムフェイズも好勝負。
同7着
アナザーラブソングの変わり身、東京戦好内容の
プロース。
エンデュミオン以下、連下は手広く。