【ファイト】
キンノマサカリを中心に担ぐ。2勝クラス到達にモタついていたが、当コースで昨年10月、1勝クラスを楽勝(後続に0秒6差)。左回りの新潟はフットワークはスムーズ、相性のいいのはわかっていたが、二走前の
ラジオ福島賞は1分51秒1で0秒2差の2着。脚抜きのいい馬場を差し引きしても、現級では
トップレベルのタイムで好勝負を演じた。
続く前走・
五泉特別は、良馬場で1分52秒3。現級では最上位の時計で好勝負を繰り広げている。少し間隔はあいたがCWで6F追いを3本。ジョッキーを選ぶタイプではなく、幸Jの鼓舞に応えるファイトを期待していい。
対抗は
ミッキーメテオ。2019年8月、新潟・芝1800mで新馬勝ち。
ルーラーシップ×
ディープインパクトという配合を思えば、遠く近くクラシックも思った。
しかし、腰回りが薄い。ダッシュが効かなかったり、勝負どころで即座に反応できない。ならばとダートを試してみたが、緒戦が2着、二戦目の京都1800ダートは1分50秒6で3着。脚抜きのいい馬場に恵まれ速いタイムも出たし、ダート適性があるのは確認できた。ただ、腰も徐々に強化、これなら芝でも戦える。2200mの長丁場に目標を切り替え1勝を積み上げた。前走の
陣馬特別は1000m通過・59秒8というHペースを深追い。自分の型に持ち込めなかったのも敗因の一つだろうが、微妙に疲れもたまっていたか。リフレッシュ期間を設け、7月に入り調教状況も急ピッチ。新潟1800ダートは先行馬の天下、スタートさえ決めればそのまま。割って入れば
マイネルイリャルギ。できれば逃げたいが、うかうか先行争いに参加すると末が甘くなる。けっこう操縦が難しく、
鶴ヶ城特別はデムーロJ苦心の騎乗で3着。いまデキはいい。新潟でも伸び伸び走らせてやれば力的には足りる馬です。
アベックフォルスは、休み明けの前走・
いわき特別が1分45秒5で3着。時計が出やすい馬場ではあったが、ミドルペースに乗り1分45秒5なら、離された3着とはいえ内容は上々。新潟1800ダートは[1011]、狙いはここかも?
マイネルレンカは7歳にして、前走福島1700ダートを1分46秒6で圧勝。キツネにつままれたような勝利でしたが、記録は
リスペクト。気性は険しいが、スンナリ先手なら
セランの粘り込み注。