【伏兵注意】アイアンバローズは使われつつ心身ともに上昇し前走2着も内容良好。ひと息入れ調整も素軽さ十分で今度こそ。ハーツイストワールは3走連続2着と脚力上位証明済みで立ち回りも上手で今回も好勝負。エヒトは前走が好内容の勝利で仕掛け所が噛み合えば。ルタンブルは好仕上がりで舞台も得意。マイネルステレールも安定しており、エドノフェリーチェやアルディエンテなどにも注意が必要。

【兄は菊花賞レコ勝ち】アルディエンテの資質信頼。兄は菊花賞をレコ勝ちしたソングオブウインド。二走前の中京2200m戦は、ラスト4Fめからロングスパートを開始。11秒8-11秒7-11秒7-11秒9(3Fは35秒3)というレースラップに対し、自身のソレは34秒3。2分11秒9も出色だった。

　2勝クラスもすぐに勝ち負けと期待していたが、前走は重めの影響もあったか。元々気性の勝ったタイプではあるが、テンから暴れ収集がつかない。自爆という感じで9着に敗れたが、ガス抜きは完了。二走前の横山武Jに手も戻る。

　対抗はアイアンバローズ。前走は超スローの典型的な上り勝負とはいえ、上り4Fは11秒3-10秒9-11秒3-11秒6。自身の上りは33秒3と、速い上りにも2着と対応してみせた。ハーツイストワールも休養前を挟み目下現級で2着3回。東京は[1301]、立ち回りひとつで単まで望める。

　エヒトは、前走時計、そして勝ちっぷりがやけに鮮やかだった。カンバラの逃げ、エドノフェリーチェの流れ込み注。

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【伏兵注意】9アイアンバローズは決め手上位で、コース替わりでも差し脚が発揮できそう。10ハーツイストワールは詰めひと息でも善戦続きの実力を評価して対抗に据える。8エドノフェリーチェは休み明けでの昇級戦でも地力的に通用十分。3アルディエンテは前走大敗も長休明け3戦目での巻き返しに警戒しておく。流れ込みが狙えそうな11ルタンブル、7マイネルステレールを3連勝式の候補として挙げておく。

【小波乱】アイアンバローズはスピードを持続できる。しぶとさがあるワンダーコノシュア。プライムフェイズは集中力がアップ。

2勝クラスの芝2400m戦。平均値では全頭が5差以内に入っている混戦。前走値でもさほど違いはないので、同距離コース実績と適性の勝負になりそうだ。同距離コース実績としては◎ハーツイストワールと▲ルタンブル。その間にルメールに乗り変わる○アイアンバローズという構図。一発候補に☆エヒト、△エドノフェリーチェなどの4歳馬を。

惜敗続きだが長丁場の適性は高い10ハーツイストワールで自在な脚がありうまく仕掛ければチャンス。○は9アイアンバローズで末脚は威力があり展開次第では逆転も十分。