【混戦】クロワドフェールは昇級の前走4着も目処立つ内容。ひと息入れ調整も活気ある動きを見せており好勝負が見込める。ミトロジーは連続2着と充実中。中間もキビキビした見せ立ち回り次第で勝機あり。クールウォーターは喉の手術明けも推進力前走以上で連勝も十分。ミモザイエローも脚力見劣らず上位の候補。コーカスも地力あり状態も良好で、ダイワクンナナやフェアリーグルーヴなども差はない。

【追い込み劇場】ダイワクンナナが本領発揮。母ダイワスカーレットはGI4勝。2歳秋、東京・芝マイルで新馬勝ちを決めた時は、母同様、桜花賞などクラシックを想った。しかし走るたび心身がギスギス、いろんなものが窮屈になる。距離や折り合い、戦法を何度も試行錯誤した。前走も出遅れ、その日はなぜか極端に先行有利な奇妙な馬場コンディション。しかもペースは超スロー。シンガリをトボトボ走っているのを見たときは、正直目を瞑ったが、大外から桁違いの脚力で一気差し。上りは33秒5、数字的な根拠もしっかりできている。2勝クラスも力で捻じ伏せたい。

　ミトロジーも、中山の急坂を上り33秒9は凄い。東京なら追い出しを少し我慢、タメればさらに切れる。割って入ればクールウォーター。無事だったらOPで走っていた好素材だ。フェアリーグルーヴも、まだ底を見せていない血統馬。クロワドフェール、ミモザイエローが押さえ。

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【混戦】10ダイワクンナナは昇級戦でも近走の決め脚を再現できれば通用十分。5ミトロジーも好走続きで、今回も好位差しが届きそうだ。9クロワドフェールは堅実に差を詰めるタイプで上位争いに加わりそう。6フェアリーグルーヴは順調度に欠けるがここでも善戦以上が狙えそうだ。7クールウォーターは長休明けだが決め手がいきれば上位まで。

【小波乱】ピースディオンはコースが変わり決める。クロワドフェールは距離短縮で前進。コーカスは先行力がある。

2勝クラスの芝1800m戦。ここも混戦。ほぼ90前後の平均値持つメンバー。同距離コース実績で比較したいが、それもデータは揃っていない。それでも平均値トップで前走同距離コース90ならば◎ダイワクンナナ中心だろう。相手に○クロワドフェールと▲クールウォーター。一発☆ピースディオン、△ミトロジー。

使い込んで復調してきた5ミトロジーが有力。末脚は鋭く東京に舞台が移るのはプラス。○は10ダイワクンナナで他力本願だが能力は僅差。