【歓喜】
リフレイムが馬券を買えと叫んでいる。2歳夏、新潟マイルの新馬戦は、鐙がブラブラ、一頭だけ外ラチへ。なんだあれは――100m近いロスがありながら勝ち切ったのにはびっくり仰天。アメリカンフェイローという種牡馬の凄さを見知ったが、同時にとんでもなく荒い気性の仔がいることもわかった。
1勝クラスまでは
ポンポンといったものの、走法や気性を矯正できずクラシックは不発。ダートにも
アタックをかけたが、前走は510キロに一気に増量。重馬場と展開も味方したとはいえ、勝ち馬を最後まで苦しめたし、勝者
イルーシヴパンサーは、続く3勝クラスも楽勝。攻め馬はホントーですかというくらい桁違い。良馬場でも前走以上のパフォーマンスを期待していい。
二の筆頭は
レッドライデン。東京マイルの持ち時計は1分32秒6、2勝クラスなら堂々主役を張れる。
ガンダルフの祖母は世界の名牝
アゼリ。折り合いを確認しつつ、丁寧な騎乗で力で10Fももぎとったが、陣営のイメージ通り、実体はスパンと切れるマイラーなのかもしれない。4角先頭という戦法の
ファジェスも、実はマイラー?
チアチアクラシカは今デキはいい。良なら差し込んでくる。中1週の
カイザーノヴァも押さえておこう。