【上位拮抗】ナリノクリスティーは休み明けの前走で3着も改めて力を示す内容でひと叩きして気配も良化し改めて。スペロデアもクラス上位証明済みで先行力も魅力で立ち回り次第で勝機も十分。レッドラルジュはひと息入れ調整も気配良好で初ダートで新味も見込める。ニーズヘッグも脚力見劣らず久々も態勢整う。ジュールサイクルも上位争いの候補で、アヴァニイやラマトリスなどにも注意を払いたい。

【構想通りなら】レッドラルジュが、ダートで前進。半兄ショウナンマイティは大阪杯優勝(安田記念2着)、もう一頭の兄ゴーフォザサミットは青葉賞勝ち。芝がメインの血統ではあるが、芝である程度の計算が立ち、逆にダートを試す機会が少ない。本馬の勝ち星は、不良馬場の東京マイル。父はオルフェーヴル、ダート替わりで新境地を切り開く仔も多く、明け4歳、1勝クラスの牝馬限定戦。鞍上にルメールJとくれば、手始めは単複。

　当面の目標はスペロデアの前残り、次いでジュールサイクルの差し込み。

　アヴァニイは、ブリンカー着用で戦法など一変。消耗戦になれば、ナリノクリスティー、ラマトリスがジワジワ連下争いに接近。

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【伏兵注意】10スペロデアは今回も先手主張が見込めそうで、コース替わりでも中心視。13ジュールサイクルは展開がカギだが好位差しの形が取れれば善戦以上が考えられる。6ナリノクリスティーは叩き2走目で再度の先行策なら上位争いに加わりそう。14ニーズヘッグは長休明けでどうかだが、競らずに行ければ残り目が考えられそうだ。7アヴァニイはコース替わりが微妙も前崩れの展開になれば台頭も。5ラマトリスは今回も好位付けができればチャンスあり。

1勝クラスのダート1800m。軸に信用たる数字持っている馬がいない。面白いのは前走値97○スペロデアだと思うが、距離が持つのかどうかは微妙。まあ同じリスクはあるものの芝90台からの◎レッドラルジュはルメールに戻れば軸になれると判断。次点で▲ジュールサイクル。一発☆ラマトリス。

休養明けになるが仕上がりは良好な14ニーズヘッグを推す。砂適性は高く能力で押し切れる。○は6ナリノクリスティーで末脚は堅実で期待できる。