【外一気】破壊力なら
ベッラノーヴァ。新馬戦は重馬場、勝ち方は上出来だったが、まず小さい。能力が読み辛い。
フェアリーSは、正直半信半疑でみていた。ただ、典型的な前崩れの一戦とはいえ、中山の急坂を上り34秒9で、グイグイ外から急追。1分34秒9は古馬2勝クラスを上回っており、勝ち馬は
桜花賞でも上位争いをするだろう。
フィリーズレビューは除外になったが、
アネモネSに枠があったのは却ってラッキーかもしれない。
リュクスフレンドとの叩き合いが本線。欧州4勝、アメリカ2勝、うちGIII2勝。英ス
プリントGI・チェヴァリーパークS2着(同レースは
ジェンティルドンナの
母ドナブリーニも勝っている)。兄姉に2-4勝馬3頭。父は
ブラックタイドだが、使いだしに1400mを選んだように(2着)、母の影響が濃い
コロンとしたマイラー。前走は3か月の休養明け、プラス2キロで登場。もう10キロくらいほしい身体付きだったが、1000m通過・58秒1というよどみのない流れにも余裕を持って対応。ラスト3Fのレースラップは11秒7-11秒7-12秒7(36秒1)。先行勢総崩れの中、ただ一頭35秒を切る34秒9をマーク。軽めながらも中間追い切り3本消化、極端な馬体減さえなければ中山マイルでも好勝負。
ルチェカリーナは、2歳秋・11月の京都1400mから使い始め、2・4・1・3着。二走前の
紅梅S(L)は、シンガリから根気よく末を伸ばし1分21秒3で3着に押し上げた。前回の
こぶし賞は、頑張ったご褒美。前半1000mは58秒9と流れは緩め。
テンションの高い馬も多く、前後左右で小さなドタバタ劇が繰り広げられていたが、残り2Fに10秒9というラップを踏み、1分33秒5という好タイムでしのぎ切った。
トゥルーアートは、暮れの中山マイルを1分35秒1の好記録で突破。
エルフィンS2着の
スンリ。
レッジャードロは初陣の上りは33秒9。
アナザーリリックなど、伏兵多し。