ルフトシュトロームの資質重視。
牝系の大元は
ウインドインハーヘア、
ディープインパクト一族。明け3歳1月デビュー、わずか三戦でGIIのニュージーランドTを奪取した好素材。
昨年4月のニュージーランドTは1000m通過・57秒6というHペースを、あわてず後方3番手。ひと呼吸追い出しを待ち外へと持ち出し、被さるように外一気。レースの上りが35秒4に対し、自身の上りは34秒2(最速)、着差はわずかだがゴール通過時は余裕すら感じた。
1分33秒0という走破タイムは、同じコンディションで行われた一週前のダービー卿CTとわずか0秒2差。古馬GIIIでの勝ち負けは、早々に見えている。春最後の
NHKマイルCは疲れもたまり5着止まり。
京成杯AHは1番枠。道中は内に押し込められ、逆に勝負どころでは外に振り回されるロスも痛かったが、夏負け、弱点である腰の硬さも影響したか。
しかし、この季節が合うのだろう。馬体もギュッと締まり、腰のハマりがスムーズなことを、最終追い切りの三頭併せでルメールJも確認した。
二番手は
テルツェットの可能性を抜擢。
節分Sはラスト4F・11秒7-11秒1-11秒6-11秒6(3Fは34秒3)という瞬発力決着を、自身33秒6でG前強襲。420キロ台の軽量、休み休みでしか使えないが、戦績は[4-0-1-0]。想像を超えるスピードで、いま急速に力をつけている。
ソーグリッタリングも僅差。東京1800mのメイSを1分44秒3という快記録で2着、不良馬場の
エプソムCを0秒2差に奮闘。
中京記念はその反動など、疲れもたまり7着に失速。
キャピタルSも不可解な12着に敗れたが、坂路重点に調教方法などかえチークピーシーズを装着し再加工をほどこした。
走ってもゝ人気薄だが、
ボンセルヴィーソは
NHKマイルC3着馬。中山マイルは昨年のダービー卿CT2着、
京成杯AH3着、重馬場の
東風Sを前走2着、中山1600mは[0-2-2-2]と崩れが少ない。
55キロを背負うが、
スマイルカナは重馬場の
桜花賞を手一杯に3着。あの粘り腰は今も脳裏に鮮やか。中山マイルは、
ひいらぎ賞、
フェアリーS勝ち、
京成杯AH2着、前回の
ターコイズSを含め[3-1-0-0]と連対
パーフェクトです。
※16
ウインカーネリアンの出走取消に伴い、9:45に予想内容を変更しております。