【追い込み劇場】
アカノニジュウイチの、6Fの破壊力を、良馬場で観てみたい。2歳秋、東京1400mの新馬戦を、上り32秒9という出色の数値で劇的な一気。
クイーンCは4着、1800mの
スイートピーSは3着。3歳早期は、高い能力で8・9Fでもそれなりの結果を出せたが、
織姫賞は10着に沈没。適距離である7Fへと距離を短縮、東京1400mで再び上り32秒5という末脚を使った。
ただ、7Fでも折り合いに汲々、前走の中山6Fも、まずは折り合い第一。馬場適性など確かめつつ慎重にレースを運んだが、G前は文字通り矢のような伸び。決め手を活かすには、良馬場でこそだろう。第一本線は同レース2着の
ショウナンバニラ。理想は前走のような馬場だが、今かなりデキがよく、良でも足りる。割って入れば
アビエルト。6Fに距離を定め、二走前の中山が2着、小倉は1分8秒3で3着。時計対応に幅があり、レース運びに安定感がある。
ライバーバードは、良でも重でも終い一度は脚を使う。
トンボイの流れ込み、
ウメタロウの強襲を連下に一考。