【世代のホープ】ホームの中山なら
メイショウムラクモ。3歳限定重賞とはいえGIII・
レパードSを、良馬場条件下では歴代でも上位にランクされる好タイムで快勝した世代のホープ。ムラの残る若い時代を加えても、中山1800ダートは[2111]という良績がある。
みやこSは初の古馬相手、関西への遠征、なんだか余所行きの競馬で5着。ただ、0秒7差ならマズマズ。美浦に帰厩し攻めの質と量を大きく上げた。
クセモノ感は徐々に薄くなっており、55キロのハンデなら勝ち星が欲しい。
強敵はひとつ上の4歳・
レパードS圧勝の
ケンシンコウ。ビッシリとは稽古をやれない、いつもパドックでソワソワ。スタート次第ゆえアテにし辛いが、前年の
レパードSといい、二走前の
ジュライSは57キロを背負い後続を子ども扱い。オッズをみながら単も少々買いたい。
単穴は
アメリカンシード。条件戦時代は能力の違いで好位差しも可能だったが、OPに入ると逃げなくてはタダの馬。二けた着順もあり得るが、逆にスンナリ逃げを打てば先頭ゴールも十分。
大駆けがあれば
ハギノリュクス。ダート転向は昨年夏の北海道シリーズ。いきなり1分43秒6、2着に2秒7差の大楽勝を遂げた。しかし身体が細くなり、距離やクラスの壁も同時に発生。心身の造りに悩んできたが、牝馬限定とはいえ前走の
トルマリンS・1分51秒9は、一週前の
太秦S(OP)と0秒6差。52キロなら一角崩しも狙える。
デュードヴァンはグリーンCC3着、ようやく復調の光が見えた。内田Jも連続騎乗、攻め馬も見るからに伸びやかになった。
レピアーウィットはGIII・
マーチSを含め、当コース[3011]という地力の持ち主。
バーナードループは当コース[2101]。ノドを手術した効果か。調教での息の入り、時計も前二走とは違う。