11R

チャンピオンズC

15:30発走 / ダ1800m (左) / 天候:曇 / 馬場:良
6回 中京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 16頭
本賞金:10000,4000,2500,1500,1000万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

予想印
1ソダシ(2人気)
16カフェファラオ(4人気)
6テーオーケインズ(1人気)
13チュウワウィザード(3人気)
4インティ(9人気)
9オーヴェルニュ(5人気)
12クリンチャー(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

4

6

9

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

16

相手

4

6

9

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

6

相手

4

9

12

13

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【ドラマティック】ダートGIでもソダシ。1996年生まれのシラユキヒメを祖とする白毛一族は、25年の時を経てJRAで45勝を超える勝ち星をあげ、孫のソダシがGIを奪取。グランアレグリアが保持していた桜花賞のレース記録を1秒6短縮する1分31秒1で駈け、札幌記念は並みいる古馬GI勢を完封した。

 しかし常にゲートは先入れ。オークスは熾烈なマークにあい8着に失速、秋華賞は発馬で鼻をぶつけ残り1F手前で息切れ。不安材料もいくつか抱えているが、母ブチコの勝ち星4勝は1800ダート。交流ダート重賞を勝ったユキチャンレパードSを勝ったハヤヤッコなど、母系はダートでこそ。加えて、父クロフネは芝マイルGI・NHKマイルCを勝ち、東京1600ダートでは1分33秒3の大記録を叩き出した。

 ジャパンCダートの2分5秒9というレコードは、いまだに誰にも破られていない。芝・ダート兼用のGIホースは前記クロフネイーグルカフェアグネスデジタルアドマイヤドンモズアスコットなど先例は多いが、その中でもクロフネのダート力は群を抜く。

 デビュー前からダート転向の意識は高く、17日にはダートBコース調教で脚慣らしも済ませた。競馬は血統、二刀流の血は脈々と流れている。競馬はブラッドスポーツ、チャンピオンズCは、その醍醐味を味わう一戦になるかもしれない。枠は1番。無事スタートを切り1コーナーを抜ければ、劇的な結末が待っている。

 ただ対抗のカフェファラオは相当手強い。3歳春は無敗でユニコーンSを1分34秒9のレースレコードで楽勝した逸材。父アメリカンファラオの激しく燃えやすい気性を受け継ぎ、JDD7着、前年のチャンピオンズCは制御不能に陥り6着に伸びあぐねたが、フェブラリーS・1分34秒4は過去十年では2位。モーニンが持つ1分34秒0のレコードは重馬場。馬場差を考慮すれば実質ナンバー1といっていい。木曜発表の体重は518キロ、馬体にしまりもある。懸案の操縦もチークピーシーズからブリンカーに装備を強化、自己ベストといえるタイムを調教で叩き出した。

 テーオーケインズも首位争いに意欲満々。3歳春は鳳雛S6着を契機に休養入り。自己条件から再出発、2勝を積み上げ、昨年の東京大賞典は0秒2差(6着)に粘り込み、後の重賞戦線に目途を立てた。本年は名古屋城Sを勝ち、アンタレスSを1分49秒0の好記録で連勝。JRA・地方のトップランナーが集結する帝王賞は、2分2秒7・上り36秒8でライバルたちを圧倒。JBCクラシックは休み明けの影響か、パドックでイライラ。小回りコースは出遅れも致命的、折り合いを欠き無駄な脚を使ったぶん4着に終わったが、ガス抜きは完了。鋭さを増しつつ、落ち着きも出た。前走の敗退に、松山Jも期するところがあるだろう。

 チュウワウィザードは、昨年の覇者・1分49秒3というタイムは、中京1800mで行われるようになって7年、走破時計はNo.2。この時計の価値をドバイワールドC2着にもつなげた。遠征の疲れが残り帝王賞は6着、JBCクラシックは3着に終わったが、今季の目標をチャンピオンズCに置きイメージした通りの良化がうかがえる。

 インティは前二年3着2回。腰が小さく二の脚が使えず、逃げもしくは先行策で粘り込むしかなかったが、7歳秋の今、トモ周りの筋肉が丸く膨らみ目に見えて充実。後肢の送りにも力がある。差す競馬も前二走で試したが、もう一段上の伸びが期待できるかもしれない。オーヴェルニュは当コース3戦3勝。中京コースは、直線入り口から四肢の回転が速くなり不思議なほど伸びる。前走のみやこSは重め残り。二週に跨り調教で手綱をとった福永Jも変わり身と感触を確認できた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

13

2着

6

9

13

15

相手

2

4

6

7

9

13

15

16

36通り 各200円
3連単フォーメーション
1着

6

13

2着

6

9

13

15

相手

6

9

13

15

12通り 各200円

須田鷹雄の見解

 ダートの中距離路線は、GIやJpnIのレベルだと同じ馬が好走を続けることが多い。もちろんどこかのタイミングで新規の横綱格が供給されるわけだが、基本的には既に大レースを勝っている馬をリピートするほうが無難だ。

 チャンピオンズCになって以降=過去10年でも最近の側は前走で地方側のダートグレード(主にJBCクラシック)に出走していた馬が勝っているし、ここは◎チュウワウィザード、○テーオーケインズからのフォーメーションを組みたい。前者は自在性がある点が魅力、後者は差し馬向きの展開になったときに有利になりそうだ。

 2着候補には▲メイショウハリオ、☆オーヴェルニュ。▲は末脚を生かす形、☆は好位からコース適性を生かす形。そう考えると◎→☆・○→▲がスジなのだが、ここは敢えてごっちゃにしたフォーメーションにしておく。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

13

14

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

13

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

img_yoso

netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

4

6

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

13

相手

2

3

4

6

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

9

相手

2

3

4

6

13

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】以前から惜敗のイメージがある12クリンチャーだが、川田騎手が乗ると3戦3勝。それならば大一番でも狙う価値があると判断して◎を付けた。昨年も同レースには出走しているが、今年4走と比べて位置取りが後ろになっている。7歳になって先行力を身につけた今なら一発大仕事。13チュウワウィザードは昨年、2着以下に0.4秒差をつけて同レースを快勝。9オーヴェルニュも合わせて中京巧者は積極的に狙いたい。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

img_yoso

鈴木麻優

予想印
12クリンチャー(8人気)
11アナザートゥルース(14人気)

鈴木麻優の見解

※11/28時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京ダート1800mで行われるGI戦。このコースは先行馬がスローで有利にレースが進めやすいのですが、直線は長い直線に加えて急坂があるのでここを乗り越えられるパワーも必要になります。本命視しているのは、クリンチャーです。前走は1番人気を背負いマークもきつく外々を回されて、仕掛けていって終い甘くなるレースでしたが、厳しい流れでも終いは上がっていく脚を見せましたし力のあるところは見せてくれました。能力はある子なのでマイペースで競馬ができれば前走を度返しする走りができるでしょう。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

img_yoso

鈴木正

鈴木正の見解

※11/28時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 シリウスS勝ちのサンライズホープを狙ってみたい。中京とのコース相性は前走で証明できた。前々走は6着だが小倉コースが合わないようだ。元々、安定して先行できるタイプだったが、ブリンカー着用で、さらに信頼を増した。今が4歳の伸び盛り。チュウワウィザードは昨年の覇者。ドバイワールドC2着など戦歴はここでも屈指だ。ソダシの初ダートは魅力。ただ、人気必至なのが悩みどころ。カフェファラオもダートに戻って見直しだ。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

img_yoso

伊吹雅也

予想印
13チュウワウィザード(3人気)
1ソダシ(2人気)
3サンライズノヴァ(13人気)
4インティ(9人気)
5エアスピネル(11人気)
7サンライズホープ(6人気)

伊吹雅也の見解

※11/28時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 キャリアが極端に浅い馬を除くと、JRAのビッグレースで善戦したことのない馬は不振。「“JRA、かつダ、かつGIのレース”において4着以内となった経験がない、かつ出走数が10戦以上の馬」は2014年以降[0-4-1-51]と勝ち切れていません。

 あとは臨戦過程も重要なポイント。「前走の条件がJRA、かつ前走の4コーナー通過順が3番手以下だった馬」は2014年以降[0-2-1-49]、「前走の着順が4着以下、かつ生産者がノーザンファーム以外の馬」は2014年以降[1-0-3-40]ですから、該当馬はそれぞれ評価を下げるべきでしょう。

 これらの傾向から強調できるのはサンライズノヴァソダシチュウワウィザードの3頭。昨年の優勝馬でもあるチュウワウィザードは素直に信頼して良いと思います。

最速予想 netkeiba編集部の予想

img_yoso

netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 前身のジャパンCダートから名称が変更され、開催場も中京に移されてから今年で8回目だが、過去7回で1番人気が勝利したのは1度しかなく、また8番人気以下が馬券に絡まなかったというケースも1度しかない。臨戦過程が幅広いことや、他コースでの序列が中京にリンクしにくいことなどが予想を難解にする要因の一部といえる。

1.前走地方の馬が活躍傾向

 過去7回の勝ち馬の前走を見てみると、JBCクラシックが3勝、マイルCS南部杯が2勝、JBCレディスクラシックと日本テレビ盃が1勝ずつ。全体的に見ても、前走が地方交流重賞だった馬は[7-3-3-28]で複勝率31.7%と優秀だ。JRAにはみやこS武蔵野Sというトライアルレースがあるが、それらを抑えて前走地方の馬の方が活躍傾向にある。

2.より長い距離での実績はあるか

 アップダウンが激しいコースで道中緩みの少ないタフな展開になることから、スタミナが高いレベルで要求される。過去7回で3着以内に入った延べ21頭中、17年2着のテイエムジンソクと19・20年3着のインティ以外には、それ以前に2000m以上のダートオープンで3着以内に入った実績があった。

3.末脚が要求される

 過去7回中4回の勝ち馬は上がり3ハロン35秒台の末脚を使っていた。タフな展開になるとはいえ中京の直線は約410mもあり、スタミナだけでは中々攻略し辛い。先行押し切り一辺倒の馬よりは、後半の脚もしっかり使える馬を上に取りたい。

 テーオーケインズはキャリア14戦中13戦で3位以内の上がりを使っているように末脚堅実な馬。前走のJBCクラシックは4着に敗れたが、出遅れの影響が大きく見直しは可能。中京替わりはプラスで巻き返しは必至とみる。

 チュウワウィザードは前走のJBCクラシックは1枠が響いて内々を通らされる展開となったが、最後まで伸びて3着と復調気配を見せた。この馬にとっても中京替わりはプラスで順当に上位争いだろう。

 インティは差しに脚質転換してまだ目立った活躍はできていないが、一昨年は前走15着から、昨年は前走9着からの臨戦でこのレースを3着しており前走着順は気にならない。今年も人気薄ならマークしておきたい。

 サンライズノヴァは距離延長のローテーションがどうかも、末脚はここに入っても上位。スムーズに立ち回れさえすれば脚は伸ばしてきそうで、2桁人気なら面白い。以下、前走負け過ぎだが得意の中京で見直したいオーヴェルニュ、前走のJBCクラシックで見どころはあったケイティブレイブ、距離短縮プラスのサンライズホープ

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

img_yoso

大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

2

6

9

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

6

相手

1

2

9

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

9

相手

1

2

6

12

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GIチャンピオンズC。ダート1800m戦。平均値トップは☆クリンチャー。鞍上川田ならば相性もバツグンなのだが中京コース好走がないので一発候補まで。平均値次点ならチュウワウィザード。昨年の同距離コース129にどれだけ近い数字を出せるかの勝負。相手に○テーオーケインズと▲オーヴェルニュ。先手取れればスピード活かして逃げ切りもあるかもしれない△ソダシ。ほかにも候補多い混戦GIとなった。

元祖“情報” 田沼亨の予想

img_yoso

田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

6

7

9

12

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

9

相手

6

7

12

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

6

相手

7

9

12

15

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

昨年の覇者13チュウワウィザードが優勢。叩いた効果は大きく先行策から能力でねじ伏せる。次位は9オーヴェルニュで中京は3戦3勝とパーフェクト。額面通りなら巻き返せる。▲は6テーオーケインズで変わり身は大きく差はない。

厳選予想 ウマい馬券