【結果を出して皐月へ】
シュヴァリエローズの操縦性重視。
新潟2歳Sは、思わぬイレ込みに泣いた。マイナス2キロという数字に細く見え、馬場の悪いインを突き消化不良の5着に終わったが、萩Sは馬の呼吸に合わせ好位へ。早めを心掛け直線は馬場のいい外へ。11秒5-11秒2-11秒7(3Fは34秒4)というレースラップに対し、自身の上りは34秒1。健やかな上りでフィニッシュを決めた。
ホープフルSは緩ペースの外枠。1F延長もあり、大事に外を回したぶん勝機に乗り遅れたが、10Fの仕掛けは頭に叩き込んだ。
対抗は
ヴァリアメンテ。調教などの気配は薄いが、デビュー戦の上りは33秒7と上質。重馬場の
若駒Sをクビ差2着に奮闘。異なる二つの条件で結果を出せたのは、底堅い資質の証となる。
割って入れば
アドマイヤハダル。母の姉は
スイープトウショウ、
ロードカナロア産駒ながら、
パワーに比重の高い中距離型に出た。追ってジリジリだったアイビーS4着を糧に、
エリカ賞はスローの上り勝負を二馬手から11秒8-11秒1-11秒5で寄り切り。走破タイムは平凡ながら、追ってバテない。
ジャッカルも好調。開催の進んだ中、小倉戦は後続を0秒7とちぎった。
黄菊賞2分1秒8の
スタッドリー。
タガノカイなど連下はチョイ荒れ。