※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
3歳短距離馬にとっての目標レース。また、優先出走権はないが
NHKマイルCへの
ステップという位置付けでもあり、昨年は本レースで2着だった
ラウダシオンが本番を見事勝利した。今年はGI馬
グレナディアガーズの登録があり、例年の混戦模様とは様相が異なっている。
1.マイル経験が活きる
中京芝1400mで行われるようになった過去9年で、前走1600mを走っていた馬は[5-4-6-46]で複勝率24.6%と上々なのに対し、前走1400mだった馬は[4-4-2-43]で複勝率18.9%、前走1200mだった馬は[0-0-1-37]。過去9年の勝ち馬のうち8頭には、それ以前に1600mを走った経験があった。
2.逃げは苦戦
ス
プリンターも多数出走するため、前半からペースは上がりやすい。それもあり、過去9年で4角1番手だった馬が3着以内に好走した例はない。対して、4角10番手以下から勝利した馬は5頭いる。
3.上がり馬より前走重賞経験馬
過去9年で前走1勝クラスからの臨戦だった馬は[2-3-3-45]で連対率9.4%、複勝率15.1%。総数が多いので率が押し下げられている面はあるが、前走で重賞を使われていた馬の[5-5-5-29]で連対率22.7%、複勝率34.1%とは大きな開きがある。上がり馬の勢いが通用しにくいレース。
ルークズネストは前走の
シンザン記念で2着。前が残る展開の中、鋭く差し脚を伸ばした好内容だった。今回はペースが上がりしばしば差しが決まるレースなので、前走よりは展開が向きそう。1400mは守備範囲とみて重賞初制覇を期待したい。
モントライゼは距離短縮プラス。展開と斤量57kgがカギとなるが、前走以上は期待できるだろう。
グレナディアガーズは実績上位だが、今回は過剰人気だろう。左回りがこなせるかどうかの試金石の一戦となる。
インフィナイトはデビュー2戦の内容からしてもっと走れてよいはず。タフな中京は合いそうで、距離短縮でもう一度期待したい。以下、平坦向きだが距離短縮なら坂をこなせてよい
ショックアクション、前走負け過ぎなのがどうかも末脚は際立っている
ロードマックス、距離短縮良さそうな
ヴィジュネル。