【転厩、心機一転】ソフトフルートの瞬発力に今一度こだわってみたい。秋華賞は最速の上がりで3着入線、激流のエリザベス女王杯を正攻法の競馬で6着に粘り込んだ好素材。前走のグレイトフルSは、GIを二度使い疲れもたまっていたし、2500mも長かったか。春は斉藤崇厩舎へと転厩、リフレッシュ完了。同厩舎の終いを伸ばす稽古方式で、持ち味である瞬発力に磨き込んできた。

　アカイイトも、西尾特別の大外一気に続き、飛鳥Sは1分46秒3・上がり32秒6で2着。良でも重でもスローにも対応できる追い込み馬に育とうとしている。プライドランドは、道中後方に押し込められガチャガチャの競馬になりながらも、直線0秒4差に詰めてきた。イズジョーノキセキも好調、2000mのほうがスムーズに動ける。調教動いたティグラーシャ。ジェットモーションの勢い、右肩上がり。

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【混戦模様】今回の休養で覚醒したとみて、本命は7ティグラーシャ。久しぶりの右回りも好材料。3プライドランドは阪神得意。4ソフトフルートは昨秋GI3着の実力馬。力は素直に評価。

【前進期待】安定感抜群で、このクラスでも能力上位であるはずの09イズジョーノキセキ。この組み合わせならば展開的にも有利なはずで、クラス2走目での前進が大いに期待できる。稽古での動きは素軽く、デキもよさそうだ。相手は、04ソフトフルートと05シフルマンの2頭を上位に評価。ここはシンプルに、◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負がオススメである。

【小波乱】ジェットモーションは勢い上々。イズジョーノキセキはレースがうまい。ミトノマルーンはスピードがある。

3勝クラスの芝2000m戦。平均値上位の4歳から◎イズジョーノキセキと○ソフトフルートを評価する。次点で▲アカイイト。一発に☆プライドランド。あとは平均値トップ△スヴァルナなど、△選びがカギになりそう。

地力アップは必至な9イズジョーノキセキが有力。距離延長は歓迎で先行策から抜け出す。次位は1アカイイトで一段と地力がアップしているならチャンス。▲は4ソフトフルートで自在な脚があり抜け出せる。