【上昇一途】
ロータスランドが一気呵成。戦績は[3301]、4歳馬にしてはキャリアは少ない。しかし、デビュー二戦目のもみじSでは、後の
NHKマイルCの勝者
ラウダシオンの2着。新潟の
早苗賞で首差戦線を演じた
バビットは、同レースを
ステップに
ラジオNIKKEI賞、
セントライト記念を連勝。振り返ってみると、なかなか中身の濃いレースをこなしてきた。
須磨特別は推定11秒0-10秒8-11秒4(3Fは33秒2)という瞬発力をマークしたが、泥んこ馬場のもみじSを2着しており足場は問わない。中間のデキもうなぎ上り、OPで戦える身体を造り上げてきた。
当面の敵は
スマートリアン、力試しには絶好の相手。3歳春は
エルフィンS3着、
スイートピーSは
デゼルの2着に食い込んだ好素材。高い能力で9Fも2連勝したが、
谷川岳Sの伸び脚をみると、マイルも同じくらい適性が高い。
大駈けの単があれば
クラヴァシュドール。
桜花賞4着以降、鳴かず飛ばずのレースを続けているが、さて理由はなんだろう。3歳秋以降、距離は2000m、関東などへの遠征競馬。稽古は動くのに馬体が減る。心身にストレスの少ない関西圏のマイル戦なら、
チューリップ賞2着の輝きを取り戻せるかもしれない。
実力馬
フランツも好調、ただ週中も週末も曇天、雨とマイルの流れが心配。適度に
パワーを要する馬場は
洛陽S2着の
ガゼボも再度出番あり。
プリンスリターンは、久々に目標とするレースに、状態が合致した。