11R

函館記念

15:45発走 / 芝2000m (右 B) / 天候:雨 / 馬場:重
1回 函館 12日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 16頭
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

5

9

10

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

3

5

10

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

3

9

10

12

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【重実績がかなり大事】スカーフェイスの末脚の精度が、走るたび上がっている。母は阪急杯CBC賞2着というスピード系、本馬の1-2勝クラスの勝ち星もマイルだった。ただ少しエンジンのかかりが遅く、2000mに距離を延ばし3勝クラスを突破。チャレンジCでは最速の上がりをマーク、続く中山金杯は坂上懸命に2着に急追。前走の大阪杯はレースの流れに乗り遅れ、勝ち負けには参加できなかったが、ラチ沿いから馬群を縫うようにしてGIの舞台でも最速の上がりで伸びてきた。週末は雨模様。しかし重馬場マイルに豪快な完勝歴があり、最終追い切りの芝調教では湿り気の残る芝を滑るように加速。GIII奪取のお膳立ては整った。

 対抗はアラタ。3歳春は弥生賞6着、青葉賞にも参戦した好素材。本格化は昨年、4連勝で一気にOP勝利、そのうち2勝は函館であげた。重馬場のケフェウスSを力でねじ伏せ、GIII・福島記念も最速の上がりで3着に追い上げたが、力走を続けたため疲労がたまった。5歳緒戦の金鯱賞は8着、都大路Sは調教量が不足。心身のバランスを欠き引っ掛かってしまったが、良績のある函館に腰を据えパワフルなフォームとグリップ力が戻った。

 割って入ればマイネルウィルトス。GIIのアルゼンチン共和国杯2着、目黒記念を2着に迫った地力の持ち主。スタミナ型だけに2000mは少し短いが、不良馬場の福島民報杯(ややこしいが開催は新潟だった)を2着に1秒8差という大差勝ちがあり、雨馬場はミズスマシのように桁違いに上手い。

 57.5キロ、小回り・右回りはやや加速に手間取るが、サンレイポケットはGI・天皇賞(秋)4着、JC4着。前走の鳴尾記念も上がり33秒6で0秒1差の3着に迫ったように、GI-IIIで幾度も掲示板に名を連ねてきた。フェアリーポルカは牝馬限定とはいえ重賞2勝。6歳になったが体調はいい意味で平行線。時計のかかる馬場を得意としており、武豊Jの手綱捌きひとつで上位も狙える。不器用だがゴール前横一線の叩き合いになればランフォザローゼスウインイクシードはブリンカーを着用、一発を狙っている。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸1頭流し

4

相手

2

3

5

8

9

10

12

13

28通り 各300円

3連単フォーメーション
1着

8

12

2着

2

3

5

8

9

10

12

13

相手

4

14通り 各100円

須田鷹雄の見解

 先週の七夕賞は比較的平穏な決着となったが、七夕賞函館記念はハンデGIIIの中でも荒れやすいタイプで、ある程度穴から狙ってみる価値がある。

 ハンデでいうと、古牡馬で57.5キロ以上を課される実績馬はそれなりの頻度で馬券に絡んでいるが、57キロ組と56キロ組は中途半端な存在になっている印象。狙うなら55キロ以下で人気のない馬だ。古牡馬で51キロ以下の馬(過去10年で4頭)はさすがに馬券に絡んでいないが、51-55キロは[5-6-5-57]で複勝率21.9%、回収率は単150%・複124%。56-57キロが[4-2-2-51]の複勝率13.6%なので、実は的中頻度の面でもこちらのほうが高い。56-57キロ組は過去に切り上がってしまった持ちハンデがなかなか下がらずにいる馬も多いのだろう。

 ◎はアイスバブルにしてみた。昨年14番人気で2着しながら今年も人気薄。この1年で8走したが、タイム差1秒以上はダートのアルデバランSだけ。前走の巴賞は10着大敗だが、巴賞組は過去も大敗組のほうが函館記念で好走している。そもそも斤量も59→54キロだ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
12サンレイポケット(3人気)
8スカーフェイス(4人気)
13ギベオン(6人気)
9アラタ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

8

9

12

13

12通り 各400円

3連単BOX

8

9

12

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

予想印
4アイスバブル(11人気)
14サトノクロニクル(10人気)
5マイネルウィルトス(1人気)
9アラタ(2人気)
7スマイル(5人気)
8スカーフェイス(4人気)
12サンレイポケット(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

5

7

8

9

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

14

相手

5

7

8

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

7

8

9

12

14

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】昨年の函館記念2着の4アイスバブル。今回も同じ2枠4番。前走の巴賞は大敗も、59キロ→54キロは強い追い風。混戦なら思い切って狙う。14サトノクロニクルは前走で復活の兆し。もともと素質は高く、現状の力に適したコースを見つけた今なら十分重賞でも好勝負。5マイネルウィルトスは札幌コースだが夏の北海道は好成績を残している。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
12サンレイポケット(3人気)

鈴木麻優の見解

※7/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

函館芝2000mで行われるハンデのGIII戦。波乱傾向にあるレースで馬券猛者の血が騒ぐレースですね(笑)。函館芝2000mは3-4コーナーにかけて下り坂があり直線も短いので先行馬から狙いたい。本命は、モンブランテソーロです。前走は外々を回されて最後の直線は不利を受けるレース。デビューしてから着実に勝ち上がり力を付けている子。ハンデ戦なら重賞戦でも期待します。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※7/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 アラタが中心で良さそうだ。昨年春から夏に4連勝を決めたように、暑い時季が大好きな馬。雨が降ってもOKの晴雨兼用脚質は魅力。中京でのここ2戦には目をつぶって狙いたい。マイネルウィルトスは鋭い決め手はないが、じわじわと伸びてくる馬でいかにも洋芝決戦が合う。

 サンレイポケットは外をブン回して届くかどうかの勝負だ。函館記念は年によって、その乗り方が正解の年もある。モンブランテソーロは久々の巴賞を叩いて良くなりそう。叩き良化の実績もある。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

予想印
8スカーフェイス(4人気)
5マイネルウィルトス(1人気)
13ギベオン(6人気)
12サンレイポケット(3人気)
1ハヤヤッコ(7人気)
7スマイル(5人気)

伊吹雅也の見解

※7/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 近走成績を素直に評価したい一戦。「“前年以降、かつJRA、かつ2400m以下、かつGI・GIIのレース”において11着以内となった経験がない馬」は2013年以降[1-1-2-58]、「“同年、かつJRA、かつ重賞のレース”において7着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-1-3-66]なので、いずれも過信禁物と見るべきでしょう。

 また「前走の出走頭数が13頭以下だった馬」は2013年以降[0-2-3-51]。少頭数のレースを経由してきた馬は割り引きが必要です。

 今年のメンバー構成ならギベオンスカーフェイスマイネルウィルトスあたりが楽しみ。いずれも格の高いレースで善戦したことのある馬ですし、特に不安要素が見当たりません。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 函館芝2000mは洋芝の小回りであることに加えて、道中の起伏が激しいという特殊さを持ち、他場での好走歴があまり当てにならないコース。過去10回で1番人気が3着以内に入ったのは1回だけであり、毎年のように波乱が起きている。

1.距離延長組は苦戦傾向

 過去10回で、距離短縮馬は複勝率20.0%、前走も2000mだった馬は複勝率24.4%なのに対し、距離延長組は複勝率15.9%。スタミナが要求される展開になりがちなこともあってか、距離延長組は苦戦傾向。

2.前走GII・GIII組が中心

 過去10回で、前走GII組は[3-2-0-14]で複勝率26.3%、前走GIII組は[5-2-4-31]で複勝率26.2%だが、前走GI組は[0-1-2-12]で複勝率20.0%、前走オープン・リステッド組は[2-5-3-66]で複勝率13.2%。

3.前走左回りの馬

 函館は右回りだが、前走は東京や中京といった左回りを使っていた馬の方が成績が良い。過去10回、前走左回りの馬は[6-3-4-36]で複勝率26.5%なのに対し、前走が右回りだった馬は[4-7-6-93]で複勝率15.5%。特に前走が函館コースだった馬は[1-5-2-52]で複勝率13.3%。

 プレシャスブルーは展開待ちな面はあるが、オープン・重賞で何度か人気薄で馬券圏内に食い込んできた実績があるように能力が通用しないというわけではない。2年前の同レースの走りからして函館が合わないわけではないはずで、前走大敗した分人気を落とすようなら狙いたい。

 サンレイポケットはいかにも函館は合うので今回のメンバーなら突き抜けてもおかしくはないが、人気妙味の観点から2番手評価とする。左回り巧者という点から多少人気を落とすようなら狙い目。

 アラタは函館巧者だが、前走リステッドなので下げた形。順当なら上位争いだろう。

 スカーフェイスは近走内容を見るに、揉まれない外枠なら狙いが立ちそうだ。以下、洋芝は合うが近走出来落ちの印象があるマイネルウィルトス、一昨年の覇者アドマイヤジャスタ、距離延長はプラスでもう一度だけ見直したいアイスバブル

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
8スカーフェイス(4人気)
9アラタ(2人気)
5マイネルウィルトス(1人気)
14サトノクロニクル(10人気)
7スマイル(5人気)
11レッドライデン(15人気)
12サンレイポケット(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

5

7

9

11

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

5

7

11

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

5

相手

7

9

11

12

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

G3函館記念。芝2000m。ハンデ戦。人気馬が揃って走ることのない夏の荒れ重賞のひとつ。流れはある程度汲みたい。上位人気にはならないだろう◎スカーフェイス軸抜擢。ハンデ55キロならば一発あっていい。相手に先手取る○アラタ。洋芝は合うはずの▲マイネルウィルトス。一発に巴賞98☆サトノクロニクル

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

予想印
9アラタ(2人気)
7スマイル(5人気)
5マイネルウィルトス(1人気)
12サンレイポケット(3人気)
8スカーフェイス(4人気)
13ギベオン(6人気)
14サトノクロニクル(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

5

7

8

12

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

7

相手

5

8

12

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

5

相手

7

8

12

13

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

函館は2戦2勝とパーフェクトな9アラタが主力。洋芝適性は高くパワーアップが必至なら勝機。次位は7スマイルで小回りは歓迎で54キロなら先行力が生かせる。▲は5マイネルウィルトスで長丁場は堅実で決め脚が生かせる。

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