※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
夏の新潟競馬の開幕を告げる名物重賞。函館ス
プリントSや
CBC賞からの転戦も見られるが、スペシャリストが幅を利かせやすい直線コースが舞台のため、前走で重賞を使われていた馬の存在感はあまり大きくない。
1.非サンデー系に注目
2012年以降に行われた新潟芝直線1000mのオープン25レースのうち、父が
サンデーサイレンス系の馬の勝利は1例のみ。このレースに関しても、過去10回で
父サンデーサイレンス系は34頭出走してきたが、3着以内に入ったのは3頭だけ。
2.若い馬が中心
過去10回で、3歳馬は複勝率30.8%、4歳馬は複勝率23.8%、5歳馬は複勝率34.9%なのに対し、6歳馬は複勝率7.9%、7歳以上は6.7%。5歳以下を中心に馬券を組み立てるのが良さそう。
3.
パワーと馬格が求められる
器用さがあまり必要ないコース形態ということもあり、
パワーと馬格に秀でた馬がアドバンテージを持つ。過去10回で459kg以下だった馬は2頭しか3着以内に好走しておらず、勝ち馬延べ10頭中7頭は480kg以上だった。
トキメキは前走同舞台の3勝クラスを内の3番枠から勝利。前年の同レースでも4着に食い込んでおり、コース巧者と言えそうだ。重賞ともなると枠順もカギとなってきそうだが、昇級初戦である程度人気妙味がありそうな今回は狙い目と見る。
オールアットワンスは前年の覇者で、今年も順当に上位争いを期待できそう。とは言え、昨年から斤量増なので妙味は薄そう。
ヴェントヴォーチェは直線競馬の1勝クラスを強い内容で勝っておりコース適性十分。好走条件にも合っている。
マリアズハートは同舞台で2戦2勝。年齢のデータに合わない分評価を下げたが、外目の枠に入れば大崩れはなさそう。以下、直線コースは合いそうな
テイエムトッキュウ、テンの速さは上位の
マウンテンムスメ、前走が好内容の
ヒロノトウリョウ。