【時計通りであることを祈る】記録通りなら
テイエムファクター。前進気勢が強く、折り合いなど覚えさせるのにひと手間要したが、二走前の1分53秒2という走破タイムは1勝クラスと五分以上だった。その時計を考えれば、前走の0秒7差の独走も当然か。ちなみに1分44秒9は、古馬1勝クラスを0秒5上回っていた。軽めながら中間の追い切りは3本、馬体は緩めていない。新潟にコースはかわるが、極端な馬体の増減やイレ込みさえなければV2十分。
対抗一番手は
ペルアア。前走は久々、1000m通過・54秒3というHペースをマクり気味に追い上げ2着。走破タイムは同日の本命の時計より遅かったが、上積みはかなり大きい。ただ、平坦とはいえ距離9Fは微妙。荒っぽい走りながら、経験馬相手に初勝ちを決めた
リングストゥワイスの素質が単穴。
デリシュレーヌは、叩き三戦、本調子。馬券としても、51キロを活かさない手はない。同型の
ゴールドブリーズとの兼ね合いがデリケートだが、
サンライズロナウドの二走前の1分54秒2は現級レベルを上回っていた。乱戦なれば
ハイエンドにも出番あり。